鎌田先生とのコラボセミナー無事終了

福井コンピューター主催のセミナーが9/6日、凄まじい緊張の中、無事にセミナー終了する事が出来ました。

 

これから登場する僕の映っている写真はFacebookで投稿されたものを拝借させていただいております。

横浜のあすなろ建築工房の関尾社長の実況中継写真が面白いので沢山いただきました(笑)

多くの方は、新住協のボスである鎌田先生の話を聴きにこられたと思いますが、僕はパセリのような立場です。

今回、これから宇都宮・鹿沼エリアで大工工事をお願いする大工さんも駆けつけてくださいました。

沢山の方がいらしていたので、とても緊張しました。

何より、鎌田先生の前で話するのって、マジでヤバいですよ(笑)

全国、700社以上が加盟する新住協のボスの前で、まだまだ独立後本格始動後、2年程度の僕が話をするなんて・・・(;´▽`A``

 

では、セミナーのようす。

鎌田先生のお話です。

今回の先生の話はとても分かりやすくというか、難しくなく、多くの人達が聴きやすかったのではないかと思います。

大工さんも凄く分かりやすかったと言ってました。

鎌田先生、何だか優しい印象さえ覚えるような・・・

おとなしい感じがしました(笑)

 

続いて僕です。

 

 

テーマは下記です

 

 

開始前、緊張MAXの中、鎌田先生にちょっとした質問されて、少し焦る(笑)

 

しっかりと令和の新時代に、これからの未来の子ども達、今の子ども達に必要だと思う住宅設計の在り方と、象的存在の大手住宅メーカーに、蟻のよう存在の僕が勝つため(契約をとる)に実践している事をお話出来たと思います。

何故高断熱が必要か?みたいな理論的な話は致しません。

『UA値を追い求める先の末路』

『アーキトレンドゼロの有効利用』

このへんを楽しく話出来ればと思っておりました。

僕の発表途中、スクリーンに登場するグラフ

 

これを見るたび

鎌田先生の『う~~ん!?』

って声がちょいちょい目の前から聞こえてきて、その都度自分で何しゃべってるか分からなくなりました(笑)


僕は、連載や先日特集していただいた新建ハウジングでもそうですが・・・

ラファエル設計はこんなデザインでやってる!

とか

こんなお洒落な内観にしてる!

ってのをメディアでアピールするつもりは全然ないのです。

それよりも重要なのは、

 

『住まい手の意識』

 

なのですよ。

ひとつ、平屋で、ハウスメーカーとかの気密性能C値2.0程度の場合、UA値が少し良くてもどんな室温になるのか?

お見せ致します。

これは、実際に考えた間取りで、ハウスメーカー仕様にしたら、無暖房でどんだけ寒いのか?

というやつです。

UA値0.65って、もうすぐZEH基準クリアくらいに、一般の人が見たら凄い性能値ですが、こんなに寒いのですよ(笑)

これを、Q1.0住宅を知らない人は、平屋30坪をハウスメーカーで2000万前後で買うのです。

 

 

僕なら無暖房でもここまで↓室温を持って行けます。

 

17℃くらいの差があるんですよ(笑)

なんでハウスメーカーで家を建てる意味があるのですかね。

なんでローコストメーカーでこんなに寒い家を何千万も出して買う意味があるのですかね。

多くの皆さんが求めるべきはQ1.0住宅なんですよ!

省エネ法は、「説明義務」へと改正されます。

つまり・・・

契約時など、

「貴方の家の性能は、UA0.65です」

っていう説明を受けるだけです。

住宅会社はこれを言えばもうOKです。

 

でも・・・

多くの方が・・・

って思いません?

「UA0.65」

とか言われて、多くの人がこういいます。

「はぁ・・・それってどんな感じなのですか?」

 

多分、多くの住宅会社はこう言います。

「北海道の省エネ基準に近いので、冬暖かく夏涼しいですよ」

と。

 

ここで、住宅会社に向けて、僕のスライドが登場するわけです。

 

省エネ法なんて、正直無い方がいい。

最低の基準は必要かもしれないが、それを設けると、ハウスメーカーたちはそれをギリギリクリアするための低予算で家を造ろうとする。

これは、住まい手の為なんて、全くと言っていい程ならない。

下記は僕の提案というか、思っている事です。

 

まあ、こんな感じで、家づくりをする人は、

「この家は何℃になるのか?」

「冷暖房費はいくらになるのか?」

それを是非とも当たり前のように、住宅会社に聞けるようになって欲しい。

 

換気設備は説交換を使っているか?とか

どんなメーカーを使っているか?とか・・・

そんな事は、まずはどうだっていい。

 

住まい手の合言葉①か②を最低応えられる住宅会社に、家づくりは依頼すべきだと思う。

HEAT20のG2グレードの家は、単にUA値を出すだけですので、これを目指す事自体僕はおかしい事だと思っています。

Q1.0住宅こそ、住まい手の事を考えられた住宅だと心の底から思う。

 

僕の後はトリの福井コンピューター松谷氏。

松谷氏の話中、鎌田先生がずっと何か書いてるなと思ったら・・・

全て僕への質疑とシミュレーションの課題宿題がA4用紙に盛り沢山(笑)

 

すげー細かい質疑受けてます(笑)

 

結果的に32パターンのシミュレーションをする事になりました(笑)

建築士の試験後対応させていただく事にしました(笑)

 

懇親会では鎌田先生の楽しい話も沢山聞けました!

 

集合写真

 

このような機会を作っていただいた、福井コンピューターさん、松谷さんに感謝です。

 

1人でも多くの人が、Q1.0住宅を求める世の中になってくれればいいな~

2019年09月08日