楽しかったインスタライブ

ニュースでも告知しましたが・・・

インスタライブ、初めてやりましたが楽しかったです。

岐阜県岐阜市『凰(おおとり)建設森 亨介氏』と『栃木県宇都宮市ラファエル設計 神長宏明』によるインスタライブ
①住宅展示場のミカタ
②エアコン一台の空調(拘りポイント)
③家のシミュレーションソフトの使い分け
④付加断熱って必要?
⑤人口問題に対して住宅会社が出来る事

8:00~12:16分あたりが声がブレていて聞き取りにくいと思います。
その他、声が一部飛んでいますがご了承ください。
申し訳ございません。

 

インスタやっている人はこちらで完全版が見れます。

https://www.instagram.com/tv/CB5VdtAAuuD/?utm_source=ig_web_copy_link

 

ラファエロ設計と紹介されていますが・・・

新住協の勉強会の後の懇親会の場で・・・

埼玉の夢・建築工房さんの社員さんが、「ラファエロ設計」と間違えて言っているという話から「エロ」でいじられるという流れになってしまいました(笑)

これが、そもそもの根源というか、由来です(笑)

 

さて・・・

 

動画では緊張のなかはじまったので、コメントも全然見れなかったというか、見て話すると、話している内容が飛んでしまいそうになったので、見れませんでした。

 

動画の補足を一部して行きたいと思います。

まず、

「性能を今後は上げていくのか?」

という内容あったかと思いますが、基本的には変わりません。

それは動画でも言っています。

伝えたかったのは「断熱をしている」という事です。

 

今までは9月ころから暖房をしていた家でも、「きちんと断熱」されたQ1.0住宅クラスの家では、12月に入る前後で暖房をかけ始めるようになります。

これが、「きちんと断熱をしている」

という事なんです。

 

次に・・・

「付加断熱が必要か?」

という所。

 

「窓が弱点」

 

というのは、もはや呪文というか、合言葉というか・・・

馬鹿の一つ覚えの様に、言われている。

これは間違いではないし、正しい事である。

 

ここからが、僕の考えでは間違いになる所。

「窓が弱点だから、高性能にしたら暖かくなる」

 

ハウスメーカーの営業に言われたという言葉であり、それが本当に正しいのか?これをまず室温シミュレーションするとこうなる。

 

窓を強化したからといって、家が暖かくなるわけでない

これ、2x6工法なので、断熱材は140mmロックウールで窓は全てトリプルガラスです。

これを、高性能クラスウールの105mm+高性能クラスウールの105mmにして、窓を南側だけ取得タイプにして、熱交換を入れるとこうなる。

 

つまり、間取りをみても分かるように、熱取得を考えられていないようなハウスメーカーの間取だとしても、家の構成を変えるとここまで室温が上がるという事。

みなが、当たり前のように窓が弱点だから、強化すれば暖かくなるというのは、エアコン使っての話でしかない。

 

「きちんと断熱をする」

という話から繋がる話なのだが・・・

夜、0時に外気温0℃近くだとして・・・

シミュレーションの様に、朝7時に外気温がマイナス8.2℃になった時、無暖房で室温は何℃まで下がっていくのか?

この下がるスピードを遅延させる事が出来るほど、

きちんと断熱をしている

という事になるのです。

 

窓の強化も勿論必要だし、付加断熱も必要なのです。

これらは全て、冬であれば「熱損失」を防ぐ為でもある。

「窓が弱点

というのは、冬において、室内の熱が逃げてしまう事をイメージしているわけですよね。

 

これは、今後のセミナーで使う予定のものですが、特別公開します(笑)

 

 

 

 

 

っつ~~わけで、まずは太陽を取り込んで、冬は夜中0時の時の無暖房での室温を22℃くらいまで上げたいわけです。

Q1.0住宅レベル3の性能であれば、栃木県であれば、深夜、朝方の外気温がマイナス4~5℃になる時でも無暖房で18℃くらいまでの室温低下で済むように、室温低下のスピードを遅延させることが出来る訳ですね。

 

無暖房での室温を考える上で大切なのは、

「損失と取得」

 

 

これらのバランスなのですよ。

なので、窓だけを強化する、付加断熱だけすればよいという話ではなく、それらは、室温低下のスピードを遅延させる為の

「手段」

の1つなわけですよ。

↑この比較プランのように、損失しまくりの状態なのに、取得が間に合わないために、室温20℃設定にした時にエアコンは、設計プランに比べて7倍くらいの頑張りをしないといけなくなるわけですよ。

なので・・・

 

 

って考えになるのが、ラファエル設計の考えです。

失う事ばかり考えている人達が、「窓が弱点」だけで終わる考えの人達です。

 

取得というのは、太陽だけではありません。

高気密高断熱になる程、

「発熱」

するものは全てプラス側に冬は働きます。

家電だったり照明だったり。

 

夏は、これらの熱を機械換気によって取り除く工夫をラファエル設計はしています。

 

なんていうのかな・・・

ドラゴンボールで言えば、元気玉みたいな考えですよね。

 

 

↓室内の熱を失って言うような顔してます。

 

僕の頭の中はこんな感じです(笑)

2020年06月26日