断熱をするという事

下記は、Q1.0住宅都賀②の「無暖房」での室温状況です。

9/25日と26日です。

水色が「外気温」です。

 

 

25日は外気温もそんなに上下運動していない感じのグラフですが、26日は若干山なりに推移しています。

16.9℃~21.9℃と、外気温は5℃変化していますが、室温は、「全室」ほとんど変わりありません。

外気温16.9℃の朝5時では、ほとんどの室温は23.5℃前後。

つまり、外気温が、室温よりも6.6℃低いくらいでは、室温は「室温低下」というダメージをほとんど受けないのです。

 

これが、

「断熱をしっかりしている」

という事なのです。

 

こういった環境は遮熱塗料とかでは実現できません。

↓こういった、「外反射断熱シート」という、勝手に「断熱」という言葉を用いて、名付けてしまうアホな会社の広告を見たら、絶対に依頼すべきではありません。

 

この「外反射断熱シート」

って「タイベックシルバー」という

「透湿防水シート」

でラファエル設計は、現在標準で採用していますが、

間違っても・・・

「断熱」

の為じゃないから。

そして、タイベックシルバーのHPでも、「断熱」なんて一言もうたってない。

 

タイベックシルバーの根本的な目的は「防水」と「透湿」だからね。

 

上記の広告とかもそうだけど・・・

 

「夏涼しい」

「冬暖かい」

と広告とかでうたっている会社で、ラファエル設計のように、実測の室温データとか、そういうのを公開していない会社がほとんどなので、何の根拠もなく、「いったもん勝ち」じょうたいの世界。

 

もし、こういった広告をうたっている会社に依頼しようとしているそこの貴方!

下記の画像しようしてOKですから・・・

「タイベックシルバー+充填断熱」のダブル断熱で、この図のようになりますか?」

って聞いてみてください。

そして、「なる」

と言われたら、そのデータを見せてもらってください。

 

見せられないのなら、

「何の根拠を元に、そうなるって言ってるのですか?

と聞いてみてください。

 

はい。

こういう事書くと、また文句言われそうですが・・・

工場とか、そういう所でやった実験ではまったく意味ないですから。

 

遮熱するという事と、断熱するという事とは、まったく意味が違います。

2020年09月26日