エコハウス、低燃費住宅のデメリットや欠点

こんなワードでエコハウスや低燃費住宅と言われる家の欠点・デメリットを知りたくて検索している人は、

まず、比較対象にしている、安さ勝負の家づくりの欠点・デメリットを調べつくした方がいいです(笑)

 

高気密高断熱というもののレベルは天と地くらいに大きくあり・・・

本物の高気密高断熱とは・・・
気密性もよく、冬の日射取得と夏の日射遮蔽(しゃへい=遮る事)をしっかりと設計で盛り込み、
家じゅう一定温度になるような住宅です。

また、無暖房でも冬は暖かいので、エアコンも頑張りません。
エアコン1台で過ごせるような家が本物の高気密高断熱住宅として話をします。

 

ちょっとエコハウスや低燃費住宅に対して気になったのは、

デメリットの1つに「金額が高い」というものを挙げている事ですね。

 

エコハウス・低燃費住宅を仮に坪80万としましょう。
※だいたい坪70~80万で実現可能だと思います。

 

方や、ローコスト住宅は坪50万くらいとしましょう。

 

単純に金額だけ見たら、ローコストの方が安いに決まってます(笑)

じゃあ、逆に言うと、ローコストは「安い」事がメリット・長所になるんですか?
って話です。

 

また、エコハウス・低燃費住宅は、工期がかかるのをデメリットという人がいます。

工期がかかるのは当然です(笑)

ダブル断熱であれば、断熱材を普通の家の倍以上入れるんですから。

例えば、工期4か月が早くて、工期6か月が遅いとしましょう。

 

質問です。

 

その家には何年住むんですか!?

35年ローンなら35年は住みますよね。

それでたった2ヶ月、3か月の工期の違いをデメリットと考えるのがおかしいですよ(笑)

 

家づくりというのは、大工さん達がどれくらい早く家を建てられるかというスピード勝負をしている訳ではありません。

本物の設計士、職人さんたちは、住まい手の何十年後の未来の事も考えて仕事をしています。

一刻も早く入居してもらう為に、職人さんは動くものではないと思っています。

なので、高気密高断熱は工期がかかるから辞めようなんて選択肢はないっす(笑)



では、一旦ちょっとまとめます。

家というのは、安いか高いか・・・みたいな、一つのポイントだけ見てはダメと言う事です。

 

下記では、安さ勝負の家づくりをした事によるデメリットな話が沢山分かると思います。

 

ラファエル設計のQ1.0住宅の断熱材は・・・

壁:210mm

天井:300mm

 

ローコスト住宅は

壁:90~105mm

天井155mm

です。

 

材料が倍以上必要になるので、高いのは当たりです。

でも、電気などのエネルギーを後から買わなくて済みます(使わなくて済む)

ローコスト住宅は、家を安く建てられるかもしれないけど、電気を沢山買う事になります。

 

例えば30坪の家で・・・

A:坪80万なら2400万(無暖房室温20℃)(年間冷暖房費1万円)

B:坪50万なら1500万(無暖房室温5℃)(年間冷暖房費10万円)

どちら買いますか?

 

って質問に答える前に、何処にフォーカスポイントを置きますか?

 

2400万 VS 1500万

ですか?

 

室温20℃ VS 5℃

ですか?

 

年間冷暖房費1万円 VS 10万円

ですか?

 

1つのポイントだけ見るというのは、上記の様な事です。

 

初めの話に少し戻りますが、

2400万の家でも、無暖房で室温20℃、エアコンの冷暖房費も年間1万円

これでも、坪80万だから高いのが欠点ってなりますか?

 

金額だけみたら2400万の方が数字は大きいので「高い」となりますが・・・

僕は1500万の方が高い買い物だと思うんです。

 

よく考えてくださいね。

 

2400万の家と比べた時、デメリット勝負をした時・・・

無暖房で室温5℃しかならず、年間の冷暖房費は10万円もかかるような家に、

1500万の価値があると思いますか?

 

というか、2400万の家よりも1500万の方がメリット大きいと思いますか?


1500万の家を初めから建てようとする場合で、限られた予算でしかない場合、坪50万の家づくりを否定しているわけではありません。

坪80万の低燃費住宅を高い高いって文句を言ってデメリットだともいい、
坪50万の次世代省エネ基準住宅を安くてメリットだという話になった時に、突っ込みたくなるわけです。

 

家って、ユニクロやGUで、安い服を買う感覚ではないんですよ。

家族の健康などにも影響します。

医療費も影響します。

 

Q1.0住宅は、家の部門でいえば、ブランド住宅です。

僕は、ずっと付加断熱(ダブル断熱)の設計を行ってきて、普通の家は設計した事がありません。

それは・・・

『栃木はなんでこんなに寒いんだ?将来、北海道の家のような高断熱住宅を取り入れた設計をしたい』

と中学の時に思って、大学も寒冷建築と北の寒さを実体験する為に北海道を選んだからですよ。

 

これから先も、懇願されても、普通の断熱の家は設計しないです。

 

だって、温暖地の栃木県とかこそ、高断熱住宅に住むべきだと思ってますから。

断熱を無視した坪40万~50万の家づくりをしてきた結果が、家の中での死亡率全国1位栃木県なわけですから。

 

坪80万だと高性能で、坪50万だと低性能なわけでもありません。

僕はシミュレーションを屈指して、無暖房でも室温18~20℃になるような設計を目指しています。

坪80万でも、窓の配置を間違えたり、日射取得と日射遮蔽が出来なければ、冬の室温は無暖房で10℃くらいにしかなりませんし、単に高いお金出してるだけになってしまいます。

 

最後のまとめです。

 

坪単価とは結果論です。

 

 

家が高いから欠点・デメリットと判断する前に、家の燃費(年間かかる光熱費)もしっかり評価した上で、正しい判断をしてください。

2018年04月17日