先日書いたブログが専門家の方々から結構な反響が・・・

そのブログとはこちら
ラファエル設計が住宅設計で使うソフトは全部で10種類!

所長ブログ②の方の専門分野の方で書いた内容なのですがね。

 

まあ、先日参加した「構造塾」の勉強会後の懇親会で、使用ソフトについて色んな話が出たので、まとめる意味も込めて、書いて、Facebookに投稿した所、結構反響があり、ちょっとビックリしています。

 

僕が伝えたい事は、省エネ法で必要なUA値やQ値を計算する為に使用するのが、省エネソフトではなく

家の燃費』がどれくらいなのか?

を省エネソフトを使用して、求める為に使うという事です。

 

しつこいようですが、「燃費」とは、車で言えばガソリン。

家で言えば、電気代や灯油代です。

 

UA値なんかを求めたい場合、エクセルでも利用すれば出来る話です。

逆に、UA値やQ値だけを求める為だけに購入を迷っている方は、30万とかするソフト代は、かなり「高い」と思うはずなのです。

ソフトを使う事の利用価値というのですかね・・・

ソフトを使ったその先のゴールが人によって違う。

見えてる先が違うという感じですかね。

 

僕は、依頼する会社の判断材料に、UA値、Q値、C値を聞くという方法も、一つの手段と考えていますが、それって、全国に数万という会社の中から、数百、数十くらいに、ふるいにかける為の手段だと思っています。

例えば、地元で依頼先を探していて、候補が5社。

UA値などの、それらの数値を聞いた時、誰もが「わかりません」なんて答えないんですよ(笑)

 

「後日回答します」

「UA0.6を目指します」

って回答は、やっていない可能性も高い。

 

そんな時は、普段、どれくらいの性能で建てているんですか?

と聞いてみましょう。

 

いずれにしても、それを聞いた所で、そこで終わってしまったら意味がないのです。

 

重要なのは、「自然温度差」であって、この自然温度差が大きい程、エネルギー削減率が大きい事を意味します。

 

この辺をしっかり攻めている会社であれば、施工もしっかりしていると思いますよ。

これは、新住協で開発している「QPEX」というソフトで出せるものです。

 

この自然温度差が7℃以上くらいになると、家の性能もQ1.0住宅レベルになると思います。

この自然温度差は、窓からの冬の日射取得がしっかり出来ないと、大きくなりません。

つまり、窓を小さくしてUA値を低くしているような家では、絶対にQ1.0住宅にはならないのです。

heat20のG2グレードをクリアしていても、自然温度差は低いと思います。

自然温度差が9℃以上になると、冷暖暖房費は年間で2万円台以下になりますが、3~4℃くらいだと8万円~9万円くらいになります。

 

やっぱり、この辺のシミュレーションがしっかり出来ていると、自信をもって性能の提案が出来ますよね。

最近の異常気象によって、想定外の外気温になっています。

夏も冬も、外よりも家の中での死亡率が断然高い。

 

住宅の「設計」という視点では、間取りや外観デザインを考えるよりも先に、こういった命の基本仕様をしっかりと考えられる家づくりが大切な事だと思っています。

風水や占いよりも、重要な事です。

脳卒中などは、風水や占い・家相で防げるわけがありません。



皆さんも、家づくりにおいては、自分が建てようとしている家の性能をしっかりと理解した上で、車の新車10台分くらいの値段の、数千万円もする家の買い物をしましょう。

 

2018年08月29日