結婚式記念日だった

気が付いたのは、夕飯前(;´∀`)

『結婚式記念日じゃん!』と気が付いた。

妻は今日は9日と勘違いし、僕は3月10日という感覚がコロナのせいでなくなっていた。

結婚したのは2007年の26歳・・・。

それから子供を授かるのも約9年、一級建築士になるのも13年・・・今写真見ると、若かったなぁ~。

 

式の前、僕が弟だと数人から勘違いされた結婚でもあった(笑)

「この度は、お兄様がご結婚おめでとうございます」

 

「僕がその兄です・・・」

みたいな(笑)

 

白無垢やカツラは今は亡き妻の母のおさがり。

 

そして振袖も妻の母が用意したもので、丸帯は金銀100%というこの日の為に用意してくれたもの・・・。

兎に角着物大好きだったお義母さん。



ケーキ入刀のケーキは『聖書を開いた感じ』をイメージして妹に作ってもらった。
クリスチャンでも何でもありませんが。


それは、2次会で食べました!(笑)

 

建物は古かったりするけど、演出というか備品などは結構昔ながらに豪華だったな。

 

 

結婚式は神前だったので、前撮りで那須のステンドグラス美術館で『セント・ラファエル 礼拝堂』などで撮影。

 

『結婚式は親のために行うもの』

という思いというか持論があり、結婚式の会場も僕と妻の両親が偶然にも同じ式場で行ったという事なので、僕達も同じ式場で行った。

自分たち(両親)が結婚式した場所で、息子、娘が結婚式するのって、なんか素敵だなと思って(笑)

 

結婚式って、新婦が親への手紙を読むように・・・

親への感謝を示す場だと思うんです。

だから、やっぱり食事とかもそうだけど、気を使いました(笑)

 

披露宴は僕の方だけで父が180人も招待したので、知らない人ばかりでしたが・・・

式場の規模も制限されたのも理由の1つだけど、古い式場だったので、妻はもっとキレイな式場が良かったのを、僕の気持ちを汲んでくれた。

場所は大晃大飯店。


もう解体されちゃったけどね。

多分、僕たちがここで結婚式を挙げた最後のカップルなんじゃないかな。

今時、このような場所で披露宴上げる人もいないでしょうから
(;´∀`)

ただ・・・

やっぱり式場の見た目じゃなくてさ・・・
室内に入って、薄暗い中では、別にキレイかお洒落かなんて、分からないじゃん?

って思う所もあってさ・・・。

 

なんつ~か、やっぱり、離婚もしないでその時まで夫婦でいる両親が式をあげた場所であれば、僕たちも離婚とかしないでいけるかな~とか、そういう想いもあったけど、両親が自分たちの結婚式を思い出したり、自分達に重ねたり、そんな事も考えたな~


兎に角色々とハプニングがあった結婚式だった記憶がとても残っている(笑)

白無垢から振袖へのお色直し・・・

1時間も待ってたんすよ(;´∀`)

独りポツ~~ン状態。

皆「新婦は何処へ行ったんだ?」とざわざわ(笑)

僕は写真撮りしたりで待つ。

 

裏話をすると、妻の母が用意した着付け師の人が、歌舞伎だかをやっている人だったらしく、妻の母の着物の考えと一致せず、議論バトルを繰り広げていて1時間もやっていたらしい・・・。

 

もう、初めっから大晃さんが用意する人たちを素直に受け入れていれば、もっとスムーズだったと思いますよね(^_^;)

 

この辺は、妻の母が着るものも人も全てに拘っていたので、好きなように僕たちは受け入れましたが・・・。


まあ、僕の父と妻の母が一番満足した感じがありましたが・・・
今思い出すと、僕は痩せてたし、色々とクソガキだったなぁと思いました(笑)

 

披露宴は、幸せいっぱいというよりは、時間がかかり過ぎたりした為、来てくださった方に申し訳ない思いと色々と苛立ってしまった感じはありました。

キャンドルサービスの時なんかは、父の友人の方々がろうそくに伊勢エビの頭を被せていたりして、悪ふざけしている人たちが若干いらしゃって、時間が全然ないという焦りの中、「笑えない冗談」って感じで少しイラっと来た記憶があります(笑)

まあ、結婚式の事は、こんな風に毎年回想するようにしている。

 

ただね・・・

結婚式と言えば本当に妻のお母さんが一番に思い出される感じがするのですが・・・

やっぱり、心残りがあって、、

それは、お義母さんに双子たちを抱かせてあげる事が出来なかったこと。

妻とお見合いして、付き合う時に妻が一番望んでいた事でもあった。

妻の母には不思議な力があり、お義母さんが健康な時に、お義母さんに乗り移った亡くなっている妻のお母さんのお母さんから、僕たちは寿命を聞かされていた。


妻の母の母が、妻の母の寿命を守っていたような感じで、話すると、

って感じで、色々と信じてもらえない話なので、詳しい話が聞きたい人は、僕と会った時に聞いてください(笑)

亡くなった人の魂を自分に取り込めて、死者と会話が出来たという妻の母の話、聞かせて差し上げます(笑)

 

まあ・・・
結果的に双子が産まれる1ヶ月前に亡くなってしまったけど、去年から今年にかけて、色々とお義母さんが何か味方してくれているのかという事がチラホラ。

結婚式記念日は、兎に角・・・

お義母さんが一番準備に張り切っていたので、それらの思い出に浸る(笑)

2020年03月10日