大谷石の廃材を使用した外構が特徴。
南北に長い家にすることで、道路から防犯的にも遠ざける事にも寄与し、アプローチに回遊性を取り入れたことで、建物と道路との間に緩衝帯のような空間が生まれている。
コンクリートを使わない事で、Co2(二酸化炭素)の排出を抑え、減額にもなっている。
経済産業省、日本建設業連合会によると 「1m³ のコンクリートあたり約270kgのCO2が排出される」 というデータがある。
今回の外構の実際の大谷石を敷いた面積は35㎡なので、コンクリートを使用した場合の m3に換算すると・・・
5.25m³×270kg/m³ = 1418 kg の二酸化炭素が発生する計算になる。
当初は60㎡のコンクリートを住まい手が考えていたので、
9m³×270kg/m³ = 2430 kg の二酸化炭素が発生する計算になる。
コンクリートではなく大谷石の廃材を使う事で、㎡あたり1万円安くできたので、 価格高騰によって建築費が高騰する中、
魅力的な 「脱炭素外構」 を提案できた。

























