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決められた基準を目指すってさ・・・
2018年11月28日
Q1.0住宅、遂に無暖房で20℃を切る
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予告してた大発表!「専門誌(建築知識ビルダーズ)での連載開始」
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八溝杉の伐採見学会へスタッフとして参加
2018年11月01日
耐震等級3相当「将来を見据えた高い安全性能」

2018年11月blog一覧

耐震等級3相当「将来を見据えた高い安全性能」

最近ほとんど寝て無くて、昨日は2日間で睡眠時間3時間という中、久しぶりに7時間も寝れました(笑)

さて、いつの間にか11月。

しょっぱなですが、「またかよ・・・・」って思う広告が入っていたので、突っ込みます!

というか、正しい知識を持ってもらう為に、同じような内容を何度もブログに書いています。

 

では、前書き長くなりましたが、行ってみましょう!!

 

入ってきた広告はこんな感じです。


これ、その会社の人とか、見る人が見たらわかっちゃいますよね(笑)

会社批判をするわけではありません。

これを見て、魅力を感じてしまう事に「それは勘違いですよ」って教えてあげたいだけです。

営業妨害だ!!って苦情は受け付けません。

嘘を書くつもりはないですから。

 

目を引くポイント

  • 家族の未来を育む
  • 新しい住宅性能
  • UA値0.45
  • ZEH
  • 耐震等級3相当 ※2

つ~~か・・

注意書き小ぃぃっちぇえ!!

ハズキルーペでもないと、読めね~~よ(笑)
高齢者は特に(^_^;)

僕は普通に読めましたけど。

 

こんくらいデカくないと読めないよね。

 

まあ、注意書きは小さく書かれているのが、よくある事(笑)

 

でね、よく分からない人は、さら~~っと流してしまうのが、耐震等級3の後に、少し小さく書いてある「相当」。

※2が付いているので、老眼の人は、虫眼鏡でも使って見ろと言っているようなもの。

で、※2はこんな事が小さく書かれています。重要な事なのにね。


※2
①商品シリーズにより異なります。
②間取りプランにより対応出来ない場合があります。
③住宅性能表示制度による住宅性能評価書の交付を受ける場合は、登録住宅性能評価機関の評価を受ける必要があります。別途申請費用がかかります。


 

まず、家づくりにおいて、「耐震等級3相当」って書いてある時点で、僕はふるいから落とします。

ただ例外として、LIXILのスーパーストロング工法は、相当を取っても大丈夫なくらいの信頼性はあります。


で、この広告の※2では、個人的に、有り得ない事が①~③のうち、2つも書いてある。

「商品シリーズにより、異なるって、耐震等級3相当にもならない事があるって事?」

「間取りプランにより対応出来ない場合があります。って将来を見据えた高い安全性能はないって事だよね?」

③は「費用」の事なので、そもそもがさ、おかしいだろ!?って話です。

基本的に、耐震等級3というのは、ここでいう「住宅性能表示制度」をクリアできる耐震等級3と、もっと詳細な構造計算によって導き出す「耐震等級3」の2種類がある。

 

「相当」ってのは、早く言えば、耐震等級3もどきってやつ。

 

↓こんな感じですよ。

「ミッ〇ー&ミ〇ー相当」



「ミッ〇ー&ド〇ルド相当」

 

つまり、この広告から読み取れる事は・・・

 

安全性が担保出来ない家になるかは、施主にかかっているよ!

 

って事です。

 

 

キチンと許容応力度計算をすれば、耐震等級3とれますからね?

プランによって出来ませんって事は、建築士の考えるプランなら有り得ないし、お客様が希望されたプランだとしても、耐震等級3が取れるように、間取りのアドバイスをするのが、普通です。

 

ん~~・・・

基本的に、UA値だけで表示されているだけでは、全然家の性能は測れない。

 

広告に色んな事書くのは自由だけどさ・・・

 

依頼者に、夢見せるような広告作って、展示場とかにお客様よんでさ、広告と違った事になるのは、どうなの!?って思いますよね?

 

あ、言っておきますが、住宅性能表示の為の耐震等級3は、簡単に取得できます。

正直、こんな名前だけの耐震等級3とか基準つくるなよ!って思うくらいのレベルの耐震等級3です。

これで耐震等級3取れても、許容応力度計算をして耐震等級3取ろうと思うと、計算で1980項目中、90個NGが出たりしますからね(笑)

つまり、その家は、90項目のNG・エラー箇所があるにも関わらず、耐震等級3とか言っちゃってるわけですよ。

だから、「相当」なんてつく場合、耐震等級3にも全く似つかないものなのですよ。

 

僕の中では、↓これくらい本物とかけ離れている認識です。

 

許容応力度設計は大変?

まあ、大変?というか、少し時間がかかりますよね。

でも計算しているのは「ソフト」ですから。

 

でも、依頼者にはそんな話関係ないですよね。

「大変」だからと言って、やらない理由には絶対ならないんですよ。

 

皆さん、広告に書いてある事が、「夢」になるのか「現実」になるかは、まず・・・

「耐震等級3相当」

という文言を見つけてください。

 

間違っても・・・

「着工棟数No1」

とか

「お客様満足度NO1」

って文言に食いつかないでください。


特に「お客様満足度NO1」ってのは、「富裕層」のアンケート結果に該当する可能性も高いです。

 

P.S

多分11月下旬になると思いますが・・・

凄い発表が出来ると思います!

お楽しみに~~

2018年11月01日

八溝杉の伐採見学会へスタッフとして参加

10日の話ですが・・・

森と家を結ぶ会に、最近入会した事もあり、イベント最初のお仕事!

「八溝杉の伐採見学会」

今回のイベントの反省会などが、行われたのですが、参加者が書いてくださったアンケートを皆で読みました。
多くの方が、「大満足」してくださったのではないかと感じました。
そして、この伐採を体験した人は、「家への思い入れが強くなる」と感じるものもありました。

 

当日の様子をお話したいと思います。!

 

駐車場係で来場者の方々を誘導!
場所は伊王野小学校。

 

バス3台で移動!

前日の雨で、地面はかなりぬかるんでいました。

 

多くの参加者数でした。

 

自分が落ちそうでしたが、参加者の皆様の安全の為、ロープ係!

 


歩いて10分くらいでしょうか?
伐採見学場所に到着!

 

チェーンソー&キコリのような感じでの伐採と・・・

 

重機を使用しての伐採

 

二種類の伐採方法を見学しました。

 

木が倒れる所が、「おおおおお~~~~~」

と歓声があがるくらいに、迫力がありました。

 

伐採後は、重機で「枝の切り落とし」

 

 

僕は、6月の「木造住宅設計力強化合宿」で和歌山にいった時にも見ていますが、やっぱり、感動的な感じがするんですよ(笑)

 

何て言うか・・・

子どもが産まれて、身体拭いたりなんだりされているような感じでさ!

 

前々から、ブログで「林業」について語っていますが・・・

 

『伐採』って、50~100年前の人達が、現代に遺してくれた、木という名の「命」なのですよ。

 

木として、森の一部として、50年以上、100年以上、環境の為にずっとそこに建ち続けていた木・・・

その期間、林業の人達が、ずっと守り続けているわけです。

そんな木の命を絶つわけですよね。

そして、死ぬのではなく、我々が生まれ変わらせてあげるのですよ。

 

木を伐採したら、新たに植えなくてはなりません。

植えた人は、その木の生涯を見守り続ける事が出来ない事が多いと思います。

 

木だってね、「クソ寒い」と言われる家に生まれ変わりたくないと思いませんか?

通気や防水が悪くて、腐っている木とか、可哀想でなりません・・・。

 

50年、100年生きた木を使わせてもらうのですから、生まれ変わった家ならば、同じ年月以上、家として生きなくてはならないのですよ。

 

 

 

家の元となる木。

構造として守ってくれる木。

 

 

色んな人の想いが込められた木を知る事で、「デザイン重視」の家を造ろうとは思わなくなると思いますよね。

 

見学の後は、お楽しみバーベキュー!!

朝早くから集合して、図面の通りに設置をしてました!!

 

 

↓バーベキューの様子です

 

 

那須のお肉屋さんのお肉たち!
牛脂を吸った野菜たちが、とてもいい味だして、とても美味しかったです!


友人とのバーベキューでも、僕は「焼き士」になるのですが、ここでも参加者の方々の為、ひたすら焼いて、食べてました(笑)

焼きそばも、がんばりました!!

 

とても充実した一日でした。

最後は、バスが縦横無尽に走りやがったので、グラウンド整備して、反省会して、懇親会でて終了しました。

 

伐採の様子は、時間が出来たらyoutubeにUPしたいと思っています。

2018年11月12日

ブログ停滞中・・・

八溝杉のブログを書いたまま、写真UPできずにいたので、凄まじいさぼりのような感じになってしまっていました
(;´Д`)

ちょっと、私、現在・・・

睡眠時間2~3時間で倒れそうです・・・
(;´▽`A``

 

結構、合う人合う人

『最近、ブログの更新ないから凄く忙しいのかと思って』

という事を言われてきました・・・

 

昨日も、仕事の相談したいけど、ブログ更新ないから遠慮がちになっているという人がいるという話もうけて、

僕の状況は「ブログ更新頻度」で想像していただいているのだなと実感。

 

ちょっと、これから始まるQ1.0住宅があるのですが、これをはじめとして、今後はラファエル設計が設計・施工を行って行きます。

保証も心配ありません。

補助金が必要な場合は、場合によっては実家の神力が工事元請けになる感じです。

この辺は、別な専門ページで、工事形態をご説明するページを作成します。

 

てなわけで、結構やる事てんこ盛りで、ちょっと今はキャパオーバー中な所あります・・・。

 

チームラファエルというか、チーム神長というか・・・

各業種で、本当にお客様の事を考えた、プロフェッショナルな家づくりを実現するべく、職人さん開拓もしています。

 

一緒にやる上で、必ず聞いている事があります。

「この、結構手間のかかる作業、問題なくなれますか?」

と。

「やれと言われればやんなくっちゃね」

という回答をする人は、一緒に出来ないです。

 

気密処理なども含めて、今までやってこなかったとか、そういった必要性を知らないなら、それはそれでいいんです。

一緒にやる上で、また、一緒にやらなくても、そういった重要な事を、即実践できる人なのかどうか?というのが重要なのです。

まあ、そんなわけで、そんな人は、中々見つからないのですが、最高の仕事を追い求めていると、そういった方が自然と集まってくるのですね。

 

というわけで、毎回ブログを書くと1~2時間かかるので、この辺で今日は一旦終わります!

明日、大発表があります!

お楽しみに~~~~~

 

2018年11月26日

予告してた大発表!「専門誌(建築知識ビルダーズ)での連載開始」

11月初めのブログで・・・「凄い発表が出来ると思います!お楽しみに~~」

と書きましたが、タイトル通り、専門誌での連載が始まりました。



「建築知識」という専門誌を、同じ業界なら知らない人はいないと思うのですが、ビルダーズとは、家づくりをしている工務店向け?というか、工務店を特集する事が多いですね。

 

2017年1月に、「猫の為の家づくり」を建築知識で特集した時、約1680円の本が4000円以上で取引されるという、超プレミア化現象を巻き起こしたのは記憶に新しい(笑)

 

凄いよね!

人間の為の家づくりよりも、猫の為の家づくりの方が、売れまくるんですから(笑)

 

自分達家族の為より、猫ファーストの日本の家づくりの方が注目度高いとか・・・

アホらしっ(;´Д`)

 

 

まあとりあえず、連載のきっかけは、最後に書きます。

 

連載の内容の第1回目は↓です。

 

【シミュレーションでわかるエコハウス設計の勘どころ】

と題して、

第1回目は『超高断熱にしたのに暖かくならない理由』

というのを、シミュレーションソフトを使用して、説明しています。

 

ラファエル設計のブログや他のページを熟読してくださっている方は、つまらないかもしれませんが・・・(笑)

いずれにしても、僕が常々言い続けている、

「UA値やQ値は結果論」

という事にも触れています。

 

今回の連載はですね、UA値を良くすれば「暖かい家になる」と、とんでもない勘違いをしている工務店の皆さんへ向けて、色んな思いが込められています。

 

次世代省エネ基準なんて、激アマで、これを目指すこと自体が恥ずかしいレベルですが、heat20のG2グレードやQ1.0住宅をクリアできる1つの基準であるUA値やQ値がかなり良くても、「あるもの」による熱損失に対して、しっかりアプローチ出来ないと、お客様に無駄金払ってもらうような事になってしまう事を、きちんと理解して欲しいと思っています。

 

多分、ハウスメーカーやローコスト工務店・ビルダーで家を建てた人は、感じているはずです。

『冬、床暖房が無いとクソ寒い』

『夏は2階が殺人的な暑さ』

という事を。

 


シミュレーションするって、慣れてなければ、凄く大変です。

でも、慣れれば超楽勝です。

そんなソフトがこの世にあるのに、ほとんどの人がやってない。

ソフトの値段は税込み約¥33万円です。

キャンペーンとかやっていればたまにこれよりも少し安く買えたりしますけどね。

 

このビルダーズは、TSUTAYAとかいけば、普通に売っていると思います。

一般の人からしたら専門誌ですが、お時間ある方は、是非読んでいただければと思っています。

家づくりに、こんな方法があるんだ~って、きっと思うはずです。

 

今日も、とある方と話をしていたのですが・・・

僕は、今の日本の家づくりを変える力があるのは、「住まい手の皆さん」だと思っています。

 

シミュレーションしないで家づくりとかありえねぇ~って思うような日がくれば、寒い家なんて、まず存在しなくなっていくはずです。

 

今は、命の基本仕様である性能を無視したローコスト住宅に飛びつく人とかいるから、そういった住宅を造っている人達にも需要がある。

遮熱シートを断熱材だと思っているアホな考えの会社とか・・・
マジで家づくりやめた方がいいレベルですが、それを間違っている事と思わない一般ユーザーが普通だと思うのです。

ハウスメーカーが一つのお手本だと思っている悲しい人たち・・・

ハウスメーカーなら大丈夫だと勘違いしている人たち・・・

 

もう、勘違いもいい所です。

 

 

ちょっと話変わりますが・・・

個人的に、今の住宅建築の2大巨匠と言えば・・・

「伊礼智」さんと「堀部安嗣」さん

 

だと思っています。

 

ビルダーズは、そんなお二方が良く特集されています。

建築が好きな人は、楽しめると思います。

 

まあ、そんなこんなで、素晴らしい雑誌で連載をする事になったのは、少し前に、東大の前真之先生の元へお呼ばれした事がきっかけです。
お時間ある方はこちら
『東大の前先生にお呼ばれした結果』

 

ちょっと、ブログ停滞していたのは、この連載の原稿書きや、添削などで非常に大変でもあり、楽しくもあったからです。

そんなわけで、報告終わりま~す。。。

2018年11月27日

Q1.0住宅、遂に無暖房で20℃を切る

先週、今年4月に竣工したQ1.0住宅のお客さまの所から、

『パッシブエアコンのタイマー設定はどうすればいいの?』

って相談を受けたので、行ってまいりました!

 

そこで、「設計温度は何℃がいいとかあるの?」

という事だったので、シミュレーション上は、『20℃』という事をお伝えすると・・・

『今回、外気温が2℃だったせいか、初めて無暖房で20℃を切ったんだよ~~』と。

19.8℃

だったらしいです(笑)

 

新築する前は、9月から暖房器具のお世話になっていたらしいのですが、11/21日だったか、22日の朝方と夜、初めて暖房を付けたそうなのです。

それまで無暖房で朝でも20℃を切る事は無かったそうなのです。

 

で、ほとんど20℃超えているからパッシブエアコンの設定温度20℃だとほぼ止まっちゃう!?みたいな(笑)

 

印象的だったのは、『贅沢な悩み』と、奥様が話されていた事です。

写真撮るの忘れましたが、その日の朝エアコン22℃設定にしてみたらしいのですが、室温は21℃台、湿度は48%くらいでした。

結構いい感じの環境です。

 

高気密高断熱の家に住むと、「あるある」の1つがあるのですが、それは・・・

『室温と湿度に敏感になる』

です(笑)

 

僕は、理想的なというか、快適な環境というのは、「着衣量で調整できる」という環境が「快適」と多くの人が感じる事が出来る環境だと思っています。

寝ながら育児をせず、スマホをいじっている旦那さん、家事をしている奥さん、走り回っている子ども達・・・

それぞれ、身体から発する熱が異なります。

つまり、誰もが快適に過ごせる空間というのは、着衣量や作業量で大きく異なる条件となる為、きまった快適環境みたいなものは存在しません。

 

やっぱり、Q1.0住宅ではないですが、ダブル断熱で建てたお宅は、旦那さんが帰宅すると、

「よくこんな暑いなかいられるね!」と真冬に言うそうです(笑)

寒がりの女性と、暑がりの男性・・・

同じ空間で「快適性」は違いますよね(笑)

 

別なダブル断熱で建てたお宅は、真冬の朝、バルコニーに出たら、凍っていて、滑ってしまったらしいのです。

家の中はTシャツ短パンだったらしいですが、家の中が暖かすぎて、外が凍る程寒いとも思わなかったらしいです(笑)

 

暖かい家に住めるって、本当に羨ましい・・・。

 

Q1.0住宅が20℃を切るって言ってもさ、外気温2℃の早朝、無暖房で19.8℃ですよ?(笑)

室温で寒さは評価出来ませんが、床も壁も自然素材の家なので、表面温度は以前測定したら、ほとんど変わりませんでした。

つまり、体感温度が室温に近いって事です。

 

何か、暖かい家に住んで、色んな感想を聞くのですが、みんな「笑顔になっている」という事。

 

最近は、これらの笑顔を見れる事が、何より幸せな気分になります。

 

住んでから1年経っても「笑顔が生まれる」って素晴らしい。

 

僕は、そこに住まう、「家族の未来」も考えて設計しています。

 

すぐに30年とか先の未来がどうなっているか、知る事は出来ませんが、今はただ、住まい手の笑顔を未来への1ページとして解釈させてもらっています。

2018年11月28日

決められた基準を目指すってさ・・・

決められた基準を目指すってさ・・・

「最低基準を目指す」という事です。

 

今日、とある工務店の社長が来社し、どんな所を目指して施工しているのかという質問をしてみました。

 

『フラット35を利用する時は、フラットの基準で』

という感じでしたが、正直、それでは良くありません・・・と僕は思っています。

 

家づくりにおいて、「基準」というものに多く出逢います。

その基準には、

  • 強制力があるもの
  • 強制力があまりないもの(※メーカーの責任にならないように作られたもの)
  • 建築基準法によって、絶対的な強制力があるもの

こんな感じに分かれます。

 

でね、多くの会社が基準法違反をしていると思われるのがこちら・・・

  • 第1条(目的)
    この法律は、建築物の敷地、構造、設備及び用途に関する最低の基準を定めて、国民の生命、健康及び財産の保護を図り、もつて公共の福祉の増進に資する事を目的とする

 

どうですか?

では、ちょっと一緒に考えてみましょうか!

 

生命って守られてます?①ヒートショック 
栃木県は室内での冬の死亡増加率日本一です。25%もあります。北海道の2.5倍です。

↓こんなのもヒートショックです。
新築でこんなになってませんか?↓どうですか?
上記の室温と同じ様な真っ青な家。

多くの人達が大反対している「次世代省エネ基準の義務化」
次世代省エネ基準クリアにする為に、窓の性能とかちょっと良くして坪60万に行ったとして、下記の真っ青に寒い家が出来上がるのです。
こんな家の性能が次世代省エネ基準なのですが、この義務化を全力で反対している工務店って・・・
(;´▽`A``
坪80万の家は、ラファエル設計の提案する家ですが、坪70万くらいからのイメージで、無暖房で暖かく出来ます。
生命って守られてます?②熱中症 
熱中症は、外よりも夏の家の中で起きます!

東京都福祉保健局 東京都監察医務院のデータ
平成27年の熱中症死亡者数(死亡場所別)によると・・・
「7月」
屋内:43人
屋外: 5人

「8月」
屋内:50人
屋外: 3人

圧倒的に室内の方が危険です!!
屋内で亡くなられた方の90.3%はクーラーを使用していなかったのが原因です。
高齢者や女性の方で冷房の風が苦手な方は多いように個人的には思います。 「省エネ」という事で室内の温度を高めに設定していますが、完全に自殺行為だという事が分かっていません。
皆さん、卓上扇風機などを使用しているし、正直意識がもうろうとしますよね。

クールビズとか取り組んでいますが、まさに「我慢」して省エネという現状ですよね。

25℃が一番快適に作業できる環境のようです。
生命って守られてます?③耐震性 
建築基準法では耐震等級3という規定はありません。
今日の工務店社長様との話でも、出たのですが、「プレカット業者に図面送れば部材断面出してくれる」という思いっきり勘違い。

プレカット業者は、構造計算を行う会社ではありません。
なので、構造計算やってくれと依頼しないでプレカット業者に送っても、その断面に、耐震等級3を取得できる根拠はありません。
長期優良住宅での性能表示で耐震等級3を取得しても、これまたあまり意味がないというか、許容応力度設計をすると、長期でOKになる耐震等級3の建物は構造的にNGが100個近く出る事もあります。

そもそも、住宅レベルでは、確認申請時に構造計算書なども添付は不要なのですよ。
これは審査の簡略化の為です。

これを「構造計算はしなくていい」と勘違いしている大馬〇野郎が沢山います。
プレカットに図面送れば大丈夫と思っている人たちも同じです。

皆さん、特に工務店に依頼する時、「構造計算って誰がやってるのですか?」と聞いてみてください。
その次に「許容応力度計算ですか?」と聞いてみてください。
壁量だけとかだったら、それは構造計算とはいいませんよ。
健康って守られてます? 
震災による影響で仮設住宅暮らしの方で、喘息の発症(疑いがある人も含めて)が一般住宅の2倍以上だったみたいですが・・・
主な原因は『ダニ』だったようですね。
喘息は、ダニとカビのアレルギーが原因で起きるのです。これらは、自然素材にしたからと言って防げません。
断熱性能を全く考えず、「自然素材の家」を売りにしているのは、味の悪い料理をソースでごまかすみたいなものです。結露においても、直ぐ乾く結露は問題ないですが、垂れるような結露は大問題です。
多くの人が、Q1.0住宅のような高断熱を「やりすぎ」と否定したがりますが、近畿大学の岩前教授の研究からも、高断熱に住んだ場合の『健康被害と改善率』という物が出ています。
↓これをみても分かるように、自然素材で健康改善なんて出来ないのですよ(笑)
Q1.0住宅レベルはG5より遥かに上の性能ですから、後は何も言うまい・・・。
健康被害と改善率 G5
断熱等級5 認定低炭素住宅
トップランナー基準


『しっかり断熱』
G4
断熱等級4 長期優良住宅
次世代省エネ基準
(H29年現在の省エネクリア基準)

『ちょっと断熱』
G3
断熱等級3
新省エネ基準H4年制定


『まあまあ断熱』
健康改善(全体的に) 85%の改善 69%の改善 65%の改善
アトピー性皮膚炎 60%の改善 45%の改善 35%の改善
気管支喘息 75%の改善 62%の改善 55%の改善
アレルギー性鼻炎 30%の改善 15%の改善 10%の改善
アレルギー性結膜炎 40%の改善 20%の改善 15%の改善
手足の冷え 65%の改善 30%の改善 10%の改善
肌のかゆみ 45%の改善 30%の改善 20%の改善
せき 63%の改善 49%の改善 42%の改善
のどの痛み 65%の改善 55%の改善 50%の改善
目のかゆみ 40%の改善 25%の改善 20%の改善
財産って守られてます?① 
最近、お勉強熱心な大工さんも話していましたが、↓これがきちんと出来ている所が本当に多いという事。
一緒に現場を見ながら、ラファエル設計の監理ポイントの1つを説明した時、そんな話題になりました。

これがね、窓の下の部分、通気の道が、塞がれてしまうんですよ。
下記の赤い部分。
こうなると、内部結露も起きるようになります。
これがウレタンなら大丈夫とか、おかしな事言っている工法もありますが、こういった施工をしている時点で終わってます。
財産って守られてます?②
断熱材の施工が悪い。
↓5cmくらい下がっています。
ラファエル設計がこのシート付を絶対に、何があっても使わない理由はこういう所にあります。これでは、断熱材の意味もありません。

 

まあ、こんなわけで、建築基準法第1条の、根本的な部分て、確認申請でも完了検査でも、検査対象になっていないのが現状です。

まあ、まずですね、「健康」というカテゴリーが「高断熱住宅」に該当してきます。

これをね、多くの工務店は、「やりすぎだー!」「栃木でそこまでやる必要ない!」という訳ですよ。

しまいには、省エネ基準の義務化を、省エネ計算が出来ない人が続出するから、大反対の人達が多いのですよ。

住まい手の事を考えた家づくりって、「チラシ広告」の宣伝文字でしかない会社が多く存在するのですよ。

 

でね、こういった事を知らない一般ユーザーがあまりにも大多数なので、クオカードプレゼントとか広告に書いてあったら、その住宅会社に相談しに行っちゃったりするんですよ。

100万円分プレゼントとか、200万円分プレゼントとか・・・

これって、自分の家の性能がその分落とされているという感覚で思った方がいいと思いますよ。

まあ、元々高断熱の会社じゃないのが多いですけどね(;´Д`)

 

フラット35利用しなくても、メンテナンスがし易い工法でやるとか、そんなの当たり前だっつ~の(笑)

 

特に外壁のサイディングでシーリング工事では、メーカー推奨のシールでは高くなるから、安いシールで済ませるとか、当たり前に行われていますからね?(笑)

こういったのが、メーカー標準施工で、強制力がない所です。

メーカーが指定するシールを使わなくても、メーカーの保証が下りれば、使う必要がないと考える会社が多いです。

クオカードとか配ってないで、こういった所に金かけろや!って思いますけどね(笑)

 

まあ、いずれにしても、これらの事をしっかり監理するのが僕の役割です。

設計士というか建築士の仕事でもあります。

ラファエル設計のような、監理者を施主様自身がやる場合、多くの人が途中で「限界」を感じると思いますが、それは当たり前です。

「プロ」でないのですから。

知識の収入源は「ネット」

そのネットは、果たして正しい知識としての情報を持っていますか?

 

今日来社した社長様はこういいました。

「ここまで色々言い切れるんだから、相当勉強したでしょう!?」

と。

それは当たり前ですよね。

日々勉強です。

今より、最適なものが見つかれば、今までの工法などは過去のものになります。

 

僕は、住まい手にとって一番よいものを常に模索しています。

悩んだりもしています。

 

設計という道に進んで、社会にでて、もう約15年。

独立して、双子の子育てが少し落ち着いて、本格始動して約2年。

この2年、死に物狂いで沢山勉強しました。

 

住まい手にとって、現段階で最善と思われる家づくりを、これからも提供していきたいと思っています。

2018年11月29日

長期優良住宅をデメリットとかコストアップと考えているのは間違い

先日、お客様から「長期優良住宅」についての質問をいくつかされたので、Q&Aに追加しました。

長期優良住宅は、Q&Aでも書きましたが・・・

「いいものを作って、きちんと手入れをして長く大切に使う」ストック活用型の社会への転換が目的です。

 

でもね、長期の認定を受ける為の省エネ基準は、外皮計算だけでよくて、エネルギーに関しては、一切関係ないというのが残念なポイント。

「いいものを作って」というが、別に大した事ない性能なのが、長期優良住宅なのです。

だって、次世代省エネ基準でOKなのですよ?

外気温が3.3℃の朝8時・・・
学校や会社に行く前のリビングですが、ラファエル設計が提供するQ1.0住宅は無暖房で20℃です。
しかし、次世代省エネ基準は同じく無暖房なら7.4℃です。

 

だから僕は、長期優良住宅を取得した家が、温熱の観点からすると、全くもって大した事ないと言っている理由の1つです。

ラファエル設計の考えの中に、断熱性能を上げるのがデメリットとか、長期優良住宅にするとコストアップになるからデメリットという概念は、一切存在しません。

それらのデメリットは、住まい手の事を全然考えていない家を考えた場合にしか、デメリットとして浮かんでこないからです。

正直、低燃費住宅とか、Q1.0住宅のデメリットを語る上で「コストアップ」なんて項目を上げる時点で、終わってます。

そんなモノはデメリットでもなんでもありません。

 

長期優良住宅なんてものは、正直、そういった制度を作らないと、レベルの高い家を造らないのが日本の家づくりだからです。

メンテナンス費用というのは、家の性能が悪いほど、高くなるし、メンテナンスする必要ヶ所も増えてきます。

 

住宅メーカーなどの広告チラシ含めて、皆が同じように、「住まい手の事を考えた家づくり」をアピールしてます。


まず、UA値が低くなるほど、高性能という事になっていく訳ですが、これが0.5くらいの数値なら「超高性能」みたいにうたっちゃうわけですよ。

UA値もQ値も

「熱がどれだけ損失するか?」

「室温をどれだけ保てるか?」

というイメージで考えると、分かりやすいと思います。

 

その上で、改めてお話しますね。

『UA0.5!家族の未来を考えた高性能住宅!』

って広告を見たら、「まじ?すごそうじゃん!」って思っちゃいますよね。

 

もし、このようなUA値による性能値で、高断熱をうたう会社の所に相談に行く場合、是非聞いてみて欲しい事があります。

『燃費ってどれくらいなの?』

 

これの答えとして・・・
こういった冷暖房費を提示してもらえるか・・・

 

↓のような計算書を見せてもらえれば、その会社は、しっかりと住まいの性能と燃費を考えてくれると思います。

 

メンテナンスが掛かるという事で、皆さんが真っ先に思い浮かぶとしたら、外壁ですかね?
↓有名なハウスメーカーが建てた、もうすぐ10年の家の外壁です。
黒ずんでいるのが藻だったりカビも存在するでしょう。

 

サーモカメラで見て見ると・・・

梁と柱で思いっきり熱橋(ヒートブリッジ)が発生しているのが分かりますか?

 

 

つまり・・・
↓白っぽく汚れていない部分が、柱と梁の部分です。

 

付加断熱のQ1.0住宅なら、まずこうはなりません。

つまり、ここで10年の点検だとします。

カビや藻が発生していたら、当然メンテナンス費用が発生しますよね。

 

でね、ここで「長期優良住宅にしたら、10年で更新や交換が必須」と言っている人がいるとします。

どうですか?

10年後、汚れるのが当たり前と思って家を造ったなら、そういう答えになるでしょう。

また、こうなる事が普通と考える人でも、そう答えるでしょう。

 

ここには、長期優良住宅とか、関係ありますか?

長期優良住宅ならメンテナンスする必要がないと思います?

陽当たりが悪いせいだと思います?

 

これは、外壁から内側での、結露が原因です。

陽当たりではありません。

施工も設計も悪いのが原因です。

 

長期優良住宅なら、コストかかるって考えになりますかね?

 

基本的に、防水や窓などもそうですが、メーカー保証は、10年です。

それを考えると、10年というのは、一つのメンテナンス・点検が必須な時です。

長期優良住宅だからとか、全く関係ありません。

 

外壁のサイディングには、シーリング(コーキング)が使用されますが、これが金額が高いとメーカー推奨品ではなく、安いものを使うのが、当たり前のようになっていますが、僕はそんな事しません。
高くても、きちんと使用します。

 

家づくりというのは、建てた後もずっと住まいの相談役になるのが、当たり前だと考えています。

ラファエル設計は、ずっと家の成長も見届ける考えでいます。

正直、長期優良住宅仕様の事を当たり前にやっているのなら、補助金や減税含めて、メリットがあるのか?というのはあります。

単純に、補助金の為というのが、長期の認定を取る大きな目的だとしたら、それは住まい手の為の家づくりか?という疑問が残りますよね。

 

一般ユーザーの皆さんも、「長期優良住宅の認定を受けないなら、長期優良住宅の仕様にならないんですか?」と依頼先に聞いたらいいです(笑)

 

最後に、再確認しますが・・・

長期優良住宅というのは・・・

従来の「つくっては壊す」スクラップ&ビルド型の社会から、「いいものを作って、きちんと手入れをして長く大切に使う」ストック活用型の社会への転換を目的として、長期にわたり住み続けられるための措置が講じられた優良な住宅(=長期優良住宅)を普及させるため、「長期優良住宅の普及の促進に関する法律」が平成20年12月5日に成立し、平成21年6月4日に施行されたという物だという事。

 

自分の代で建て壊す予定だとか考えている人たちは、専門家も含めて、従来の「つくっては壊す」考えの人です。

自分の子どもや孫たち世代に向けて、どんな住宅を普及させていけば、未来の子どもたちによって、良い環境の日本になっているか?と考えてみてください。

自分達の子どもに、辛い思いをさせるような住環境、日本社会でいいと考えないですよね?

僕は、ラファエル設計は、自分の設計した家に住む家族の未来へ向けて、現時点で最高と思える家を、心から提案したいし、実践します。

年間に何棟も設計出来ませんが、少しでも多く、資産価値のある家を造っていく事が、僕の設計者としての使命だと思っていますよ。

2018年12月02日

消防フェアに参加して思う事

先日、双子たちの通う幼稚園主催?なのか・・・

消防フェアに行ってきました。

来客者は幼稚園の決まった年齢のクラスでした。

お歌から始まり、消防車に乗ったり、放水体験、綱渡り体験など、息子はとても楽しんでいました。



すげ~~バランス感覚のいい息子(笑)


足を付けないと出来なかった娘(笑)

 

で、僕的にというか、設計者として真剣に体験したことは、この「煙体験」

 

感想は一言・・・

全く見えない!!

 

正直、方向感覚が狂います(;´Д`)

とても恐ろしいものでした。

出口がいきなり登場するレベルです!!

 

妻も、体験してビックリ!
Σ(・ω・ノ)ノ!

娘と手をつないでいる距離でうっすら見える感じ
(;´Д`)

 

 

実は、火災時の煙と避難の話は、一級建築士の試験問題でよく出題されます。

まず、『避難』についてですが・・・

廊下を避難するときの『群集の歩行速度』は1秒間に約1.0mです。

 

次に『煙』について・・・

煙には、水平方向と鉛直方向のいわゆる、横方向と縦方法で、2種類のスピードを持っています。

常識的に、イメージ的に想像すると容易に分かると思いますが、『縦方向』への煙は「横方向」に比べて、1秒間に流動するスピードが3倍以上速いです。

【水平方向】の流動速度は約0.5~1.0m/s
【垂直方向】の流動速度は約3~5m/s

です。


その為、建築基準法では「竪穴区画」というものがあるのですが、ここでは割愛します。

簡単に説明すると、エレベーターとか、階段部分で、火災に対して考えられたものです。

 


やはり、火災を想定した家づくりは重要だと再認識。

特に栃木県の田舎は『落雷』火災にもアプローチしなければならない。

 

落雷火災は、屋根から燃えて行きます。

その為、外壁が防火認定取っていても、全く意味がないというか、無効化してしまう恐ろしいのが「落雷火災」。

栃木県は「雷様県」としても有名ですよね?

ご当地ヒーロー『雷様剣士ダイジ』がいるくらいですから(笑)

 

 

あ!今は「真」がつくか!

 

全国的にも、落雷火災は多いと思います。

2016年12月 新潟
2012年5月 新潟
2007年6月 山形
2015年4月 北海道
落雷による火災が各地で発生というニュース(群馬)
落雷による火災が各地で発生というニュース(福岡)
落雷による火災が各地で発生というニュース(佐賀)

 

 

皆さん、消防車に乗せて写真撮ったり、放水体験など、「写真ポイント」で写真を撮る為、遊ぶために大行列でしたが、この煙体験には一切行列はなく・・・

室内の「家庭用の自動火災警報器」などの展示コーナーには、ほとんど人はいませんでした。

 

我が子との楽しい時間を過ごす為、写真を撮ったりするのに夢中になるのはいいですが、そんな我が子を守る為の知識として、住宅火災について、親はもっと知る事が沢山あるのにな~って思いました。

 

室内の方では、揚げ物している時の出火の映像が流されていました。

 

恐いですよね。

 

火災警報器を格好悪いから、設置場所を見えにくい所に変えたがる気持ちも分からなくもないですが・・・

天井なんて、新築時とか見学時以外、そんなに見つめないですからね!(笑)

 


建築基準法の防火は、兎に角、横方法からの燐家からの火災を外壁を、外壁材、グラスウール、室内側の石膏ボードという感じで、30分とか45分以上、避難の時間を確保する感じです。

↓こんな感じでね。


これら全体で、「防火認定」となります。
でも、落雷火災は、断熱材とか柱を直接燃やそうとする事が出来るわけですよね。

まあ、そんな訳なので、ラファエル設計は、断熱材を使うとしたら、ウレタンは絶対に使う事はないです。
高性能グラスウール、セルロースファイバー辺りです。

ロックウールでもOKですけどね!

 

まあ、そんなわけで、消防フェアも、もっと家づくりに対して、アプローチ出来ると、単に子どもと遊ぶための場ではなく、未来を守る家づくりの礎にもなると思うのですけどね・・・。

2018年12月04日

建築知識ビルダーズの連載第2回目に向けて。

先日発売された、建築知識ビルダーズ35号。

編集長曰く、前号より1.5倍の売り上げらしいですね。

 

まあ、そんなわけで、第2回目に向けて、内容を考え中です(笑)

 

色んな案はあるんですけどね~~~

 

話がデカくなり過ぎず、文字量も多くなり過ぎず・・・

 

とにかく、「シミュレーションの重要性」を発信したい。

 

自分はここまで出来るんだぜ~~~!?って想いでは書いていない。


家づくりの計画に、こういった世界(提案)がある事を、住まい手含めて知ってもらいたいのです。

 

たまに、「シミュレーションだけやってもらえませんか?」

と問い合わせがくる。


県外から。

 

きちんと返信しています。

しかしながら、ほとんどの確率で相手方の「迷惑メールフォルダ」に僕からのメールは行っているのだろう(笑)

 

 

とにかく、住まい手が35年もローンを組んで、ほぼ一生かけて建てる夢のマイホームに、シミュレーション出来るソフトがこの世に誕生しているのに、それらが使われないで家づくりが進んで行くって、もう僕には考えられません。

 

以前、温熱シミュレーション&間取り診断の相談あった方の感想を原文そのままご紹介↓
※現在は無料間取り診断は行っていません。

無料間取り診断を終えていただいた感想 K様(女性)
気に入った工務店があり、契約を決めたのですが、第三者として間取りのアドバイスをしていただけたら安心だと思い、Facebookを通して知り合った神長さんに診て頂きました。

ブログを読ませて頂き、神長さんの設計したお家も見せて頂き、幅広い知識や真面目で親切なお人柄だったので、安心してお願いできました。

診断結果を見ると、自分達には気づかなかったことがたくさん書いてあり、驚くと共に大変参考になりました。

換気に関してや室外機の場所、窓や収納と様々な点からご指摘頂き、診てもらわなかったら家をたててから後悔していたかもしれないと思い、ぞっとしました。

診断後もわからないことや説明してほしいところは言ってくださいと言ってくださり、お言葉に甘えてたくさん質問させて頂きました。

どんな質問にも嫌な顔せず、丁寧に対応してくださり、とても勉強になりました。

これだけ手間も時間もかかることを無料でやってくれるのは、神長さんの皆にいい家づくりをしてほしいという優しさから来ているのだと思います。

しかし、この間取り診断、大人気だそうで、全国各地からお申し込みがあるそうです。なので、有料になるのも時間の問題だと思います。

お願いしようか迷っている方はすぐに申し込んだほうがいいですよ!

私は一緒に日射熱シミュレーションというものもしてもらったのですが、こちらも、1年を通して家の中が何度くらいになるのかが具体的にわかり、とても参考になりました。

非常にお忙しい中とても親身に対応してくださり、家づくりも応援してくださり本当にありがとうございました。

神長さんのような方を必要としている人がたくさんいると思います。必要な人に神長さんの活動やこのサイトが目にとまりますようにお祈り申し上げます!

 

エコハウスを考える上で、やっぱり敷地周辺の隣家からの日影などは絶対にアプローチしなければいけない項目です。
設計者としてね。

 

日本中、やっぱり家づくりをする人たちには、見た目のデザインだけでなく、しっかりと見えないデザインである「温熱」の部分にもしっかりアプローチした家づくりを建ててもらいたい。

 

まあ、兎に角・・・

 

出来るだけ面白い内容の連載をして行けるよう、考え中です。

2018年12月05日

楽しんで出来る仕事

一昨日、現在進行中の『Q1.0住宅鹿沼』でこれからお願いする内装工事の職人さんと打合せをしました。

クロスの単価と同等で、どうすれば質がよい内装が出来るか、とことん追求しました。

結果的に、目指す方向は見えたのですが、後は施主様次第の所はあります。

家づくりにおいて、施主様が決めるべきところは多々あるのですが、設計段階ではとてつもなく気になっていた所が、住んでみると全く気にならないというか、気にする事もなくなるのが多いと思います。

例えば天井。

マンションやアパート暮らしの人達に問いますが、現在の住まいで、天井がクロスなのか、ペンキなのか、把握している人はどれくらいいますかね?

 

では、次の質問。

現在の仕事場の天井って、どんなものか、思い出せますか?

 

壁や床なんかは覚えている事も多いかもしれません。

家づくりは、今まで気が付かなかった事が、沢山見えてきます。

それは、設計士が細かくデザインの良否を聞いている場合に限りますが。

 

建築士というか、設計士は、とりあえず自分好みのものを提案する人もいれば、提案もしない人、あらかじめ施主様に好みを聞く人、様々です。

クロスとかそういうのは、どれがいいですか?って、めちゃ分厚いカタログを置いて帰るだけで、

「この中から選んでおいてくださいね~」

ってパターンもある。

まあいずれにしても、設計士である僕だけの案で家づくりはしたくない。

僕が設計した図面をカタチにしてくれる大工さんはじめ、それぞれの職人さんたち。

皆が楽しく、意見を出し合って、住まい手に取って最高と言える住まいを提供する。

設計者が『作品』と話す家は、模型を造るのと変わらないと言う気持ちでいる。

これから協力してくれる内装やさんは、僕の提案を凄く楽しみに、ワクワクしてくれた。

 

職人さんが減る理由の1つ…それは、設計者が職人さんを駒としか見ていない。

 

ハウスメーカーの家づくりに参加している大工さんは、僕が知っている限りでは、とても色々考えてくれる大工さん、図面に描いてないと文句ばっかり言っている大工さん、全然考えようとしない大工さん、職人さん・・・

色んな人がいます。

例えば、電気屋さんでも、給気口や排気口が図面に記載されている位置で「ここ納まりますか?」って聞く前に、自分でも少し考えたの?って言いたくなる時があります。

 

「こうこう、こういう理由だから、ここは納まらないのでは?」

というならわかる。

 

結構責めたディテールの時は、施工上厳しい所もあるので、職人さんに施工できるか相談しながら決める所もあります。

 

僕は、本来常識的にやるべき所を、「図面に描いてないから」やらなかったとか、わからなかったとか、そういった事を言われるのが一番腹が立つ。

 

僕は、何故他社の工務店に依頼した家づくりをもう止めようと思ったかというと、こういった所にあります。

 

僕が求めている職人さんは、「僕の考え、性格を分かってくれる人たち」という感じです。

 

例えば、最近僕のHPで「床暖房は必要か?」というページにアクセスが多いですが・・・

僕は、ラファエル設計のQ1.0住宅なら不要と結論を出しています。

 

こうなると、これを否定する人もいるわけです。

  • 必要かどうかは施主が決める事
  • 住んでいる所によって違うだろ
  • 絶対に不要なんて言いきれない

 

まあ、そういった意見は、正直どうでもいい事です。

僕は、一般論で考えているわけではありませんのでね。

 

『ラファエル設計のQ1.0住宅なら不要』

という事は、変わりないのですから。

 

初めは信じられないかもしれませんが、いらないです。

ラファエル設計が設計した家に実際に住んだお客様から、欲しかったと言われた事もありません。

正直、床暖房を入れる家程、めちゃ寒い家だと証明しているようなものですが・・・。

一条工務店は、床暖房を入れて置けば、文句言われないから入れるというスタンスのようですけどね。

 

まあ、床暖房なんて、2年目は電気代とか高くて稼働しなくて、めちゃ寒い家だという事が実際に証明されてしまうわけですが・・・

 

家に住む事も、仕事をする事も、「楽しい」という気持ちはとても重要だと思っています。

 

僕は、今の所、初めて付き合う職人さんたちばかりですが、頼もしい人たちばかりです。

で、初めてなので、どういった設計・納まりが施工しやすいか、手間をかけないで済むか?

という事を、結構追求しています。

 

簡単に説明すると、材料3の値段で、手間が7の割合だったら、手間を低減出来れば、安くなります。

仮に、上記の例でクロスで例えると、塗り壁5、手間5でも手間を4に出来ればグレードの高いものを提案できるようになっていきます。

今、そんな所を追求している感じです。

LIXILのものとか、あんまり既製品を使いたくないので・・・。

 

今、大工さんなんかも激減していますが・・・
自分の技術や考えを生かしてもらえる家づくりが増えれば、大工さんの減少も防げるのかなぁ・・・。

 

そういえば、内装やさんは、こんな事を言いました。

『家は、30年はもたせないとダメですよね!』

 

僕は言いました。

『いいえ、50年以上。林業の人達が今に遺してくれた木が生きた年以上ですよ(笑)』と。

 

住まい手の未来を考えた家づくり・・・

 

それは自分独りでは成し得ない。

 

住まい手も、自分達で未来をしっかりと考えた家づくりをしなくてはならない。

 

僕がやっているのは「注文住宅」

 

年間50棟とかやるビルダーも「注文住宅」

ハウスメーカーも「注文住宅」

をうたいます。

 

でも、外観一緒じゃない?(笑)

 

注文住宅と言いながら、ある程度決まったもののなかで、動かされている。

 

僕は、基本的に「注文住宅」ですが、「提案住宅」という考えもある。

注文はされるけど、住まい手にあった「提案」もするという事。

 

提案住宅だけの考えであれば、楽ではありますが・・・

 

やっぱり、施主様と深い所まで打合せで詰める事が出来ると、住んでからの不満も少ないように思います。

 

家が完成して、住まい手に「各季節」で、住まいの感想をいつも聞いています。

 

すると、自然とみなさん「笑顔」になる。

 

「いい家を設計してくれて本当にありがとうございます」

 

という言葉をいただける。

 

僕は、なるべく職人さんたちの頑張りを、住まい手に見てもらいたくて、結構現場に施主様を呼びます(笑)

 

そして、職人さんとお話する機会も設けています。

 

職人さんも、住まい手に感謝されれば、嬉しいはずだし、「やってよかったな」って思いますよね?

家づくりが始まれば、正直僕は「監理者」であって、主役は大工さんをはじめとした職人さん達です。

 

僕の設計は、職人さんたちからしたら、正直『面倒くさい』部類だと思います(笑)

 

でも、それを楽しんで出来る人達で進める事が出来れば・・・

仮に手伝いで来てくれた若い職人さんも含めて、「面倒だけど楽しい」という気持ちになれるような家づくりを目指したい。

 

家づくりになると、施主様だって、間取りを決めたりするのが仕事になります。
女性は育児をしながらが多いですし、男性は仕事が終わってから、仕事をしながらが多くなります。

 

家づくりは正直「疲れる」となる人がとても多いと思います。

それは、依頼者も、職人も同じです。

疲れるのは当たり前です。

僕だって、朝まで色々考えたりして、疲れます。

 

しかし、そんな中で、活力になるのはやっぱり「楽しい」と思えるひと時があるからではないでしょうか?

 

僕は、住まい手の未来を考える事が「楽しい」です。

2018年12月10日

Q1.0住宅の工事ブログを公開設定間違える

現在工事始まっているQ1.0住宅。

工事ブログを設定ミスで公開されていませんでした(笑)

楽しい工事状況などをお伝えできればと思っています。


家の性能はこんな感じです。

すっごい性能ですよ~~。

 

構造見学会や完成見学会を行いますので、お楽しみに!

2018年12月18日

来年の年賀状のネタに悩む・・・

気が付けばもう12月下旬・・・

年賀状を作成する時期でもありますね!

そんな年賀状ですが、10年前から「面白年賀状」として、とてもふざけた年賀状を出すのが恒例です。

友達と一緒に始まった(作成は僕)ものですが、僕だけ続けています。

流石に、社長あてとかには、まともなものを送っていましたが、大体がおふざけ年賀状です。

実は、毎年楽しみにしてくれる人もいるし、送り先のご家族が楽しみにしている所もある。

初めに言っておきますが、気持ち悪いとかいう人もいます(笑)

僕は、新年に、少しでも笑いとか、笑顔とか、起きてくれるといいなという感じです。

それは僕の気持ちの押し売りかもしれませんが、本気でやめて欲しいと言ってくる人はいないので、続けています。

 

 

では、歴代の年賀状を大公開したいと思います(笑)

元ネタも含めてご紹介します。

喪中の時もあるので、その時は飛んでいます。

最新の年から遡るので、昔に行くほどクオリティなどは低くなっています(笑)

2017年(とり年)実際の年賀状
【コンセプト】
青い鳥とみにくいアヒルの子のコラボ。
理解不能な世界観を表現しました。
実は、先に作ったのがこちら↓
妻から、マジでキモイから止めてと言われたので、ボツとなった作品
元ネタ
2016年(さる年)実際の年賀状
【コンセプト】
海猿と猿の惑星のコラボ。理解不能な世界観を表現しました。
今年は「猿の惑星か?」と予想する人がいたので、予想を覆す為に、オリジナルストーリーを表現しました。
元ネタ
2014年(うま年)実際の年賀状
【コンセプト】
この映画の画像を見つけた時、これしかないと思ったくらいに、製作のワクワク感が止らなかった。
この年賀状作成で知った映画ですが実際に、映画も見ました。
元ネタ
2013年(へび年)実際の年賀状
【コンセプト】
ヴェルサーチというブランドが好きなので、このへび年は「メデューサ」がテーマでした。
目を見ると石化させることが出来るという怪物ですね。
元ネタ
2011年(うさぎ年)実際の年賀状
【コンセプト】
アリスインワンダーランドで兎が登場していたのを思い出して、そして、ジョニーデップと僕を入れ替えても、絵的にそんなに変わらないかなという所で、これにしました。
僕が兎をだっこしているのが分かりますかね?
左の女性が一瞬妻だと勘違いする人が続出した年賀状でした(笑)
元ネタ
2010年(とら年)実際の年賀状
【コンセプト】
この頃は、映画とのコラボというより、動物の顔半分を僕にするというのが主流でした。
「サバンナに咲く一輪の不滅花」というのは妻を表現していて、意味合いとしては、「美しい女性」に出逢ってしまった人面虎から、人間になりたいという欲望が生まれるという世界観。
妻の顔はここではボカシかけてますが実際はかかっていません(笑)
2009年(うし年)実際の年賀状
【コンセプト】
自分でもよく分からない世界観(笑)
当時「20世紀少年」が流行っていたので、「注文する」にご注目って感じでした。
僕の大好きなアクセサリーブランド『フロワティエドール』のネックレスをしています。
実際に同じもの所持しています。
2007年(いのしし年)実際の年賀状
【コンセプト】
この頃は、特になかったです(笑)
動物の半分を僕に変えるというだけでしたので、今見ると、クオリティが低いですね。
2006年(犬年)実際の年賀状
【コンセプト】
当時、飼っていた愛犬(甲斐犬)とのコラボというだけで、いたって普通の作品でした(笑)

 

まあ、こんな感じでした(笑)

ちょっと、友人の番外編もお見せします。

 

 

まあこんな感じですね。

猪・・・

マジで難しい(;´Д`)

映画も全然ないしね・・・

 

う~~ん悩ましいな(笑)

 

2018年12月19日

家づくりの際の値引き

『ラファエル設計は、値引きとかは、してくれないの?』

『はい。しないですね』

 

つい最近、こんな会話がありました。

前にも何処かのブログで書いたような気がしますが・・・

基本的に100万単位とかでの値引きとか、有り得ないですから。

そもそも、値引きが出来るくらい、金額はじいているのですか?

 

ラファエル設計は、予算を聞いて、最大限使おうとか、他より安くしようとか、全く考えていません。

50万とか100万、他が安くて、そっちがいいなら、どうぞご自由にそっちで建ててくださいと思ってしまいます。

 

そういった家づくりには、僕の存在理由がありません。

僕が設計する必要性を感じていただけていないです。

 

そのような家の場合、そこに暮らす家族の未来が見えてきません。

 

僕が仕事を引き受ける時は、僕を必要としてくれて、僕もその家族の未来を一緒に考えたい、孫世代とか先まで、大切に住んでもらいたいという想いが溢れた時です。

 

「値引き」って、ちょっと端数とかなら分かります。

でも、「値引き」が一番の魅力の家づくりなんて、全く魅力でも何でもないですよね。

 

値引きして得するのが、住まい手だけという家づくりは、誰も幸せになせません。

 

単に提示している家の値段が高いかどうかで判断されたら、ラファエル設計の家は高いに決まっています。

次世代省エネ基準のクソ寒い家と比べたら、断熱材の厚みだって違うし、職人さんにだって、施工手間を支払ってあげなくてはなりません。

 

特に、「設計料」を無駄と思う人が圧倒的に多いと僕は感じています。

 

家づくりって、兎に角、ハウスメーカーも含めて、床暖房とか導入しないと寒い家ばかりです。

Low-eガラスの窓を入れれば普通に次世代省エネ気基準なんてクリア出来るのに、省エネの届出の義務化を全力で無しにしようとしている人たち・・・

本当に残念でなりません。

 

よく、依頼者の知り合いとかに工務店がいて、その工務店は「うちなら坪50~55万でできるよ」なんて言います。

実際に、そこに出してみたら坪90万近くで来ましたよ(笑)

てきとうな事いってんじゃね~~

って感じでしたけどね(笑)

 

まあ、高い理由は、その工務店の高断熱仕様が「ウレタン」で、そのモデルの金額設定に、ほぼ全て「オプション」という事で、僕の設計に合わせた為、お客様にとっては無駄なコストアップとなったわけです。

仕様がどうだとか言い訳してましたけど、他より一番高かったですから(笑)

 

まあ、そんなもんです。

 

高断熱住宅を、キチンとした知識がないのに建てようとしても、単に高くなるだけです。

しかも、自然素材使わないのに高いという。

 

まあ、ラファエル設計は「付加価値」という部分を理解していただかないと、値段だけ見れば高いと思います。

ハウスメーカーよりは安いと思いますけど。

ローコストを売りにしていたり、次世代省エネ基準程度の家を売りにしている工務店との比較なら、多分高いでしょう。

「耐震等級3相当」という工務店よりも高いでしょう。

そりゃそうだよね。

キチンと構造計算して、基礎のコンクリートの梁の深さとかアンカーボルトの本数とか、ホールダウン金物の本数だって多くなりますから。

 

BELS★5

許容応力度の構造計算による耐震等級3

長期優良住宅仕様

制震ダンパー

Q1.0住宅

これら全て標準ですから。

 

でも、これらって、本来、高いお金出して購入する住まい手の為の家というか、これらを標準で出来る事が、「普通の事」なんだと思っています。

これらをしないのって、手抜きでしかないと思っています。

本来やるべく仕様をやらない家と、ちゃんとやっている家、高いのはどちらになるのか・・・。

 

値引きって、僕にとって「誠意」ではありません。

 

現在、工事着工が1件、実施設計が1件、基本計画が1件あります。

すべてQ1.0住宅です。

 

基本計画は、色んな案が頭の中であふれてきて、そこに住む家族の笑顔とか想像しながら、すごくワクワクして仕事しています。

こういった時が設計で楽しいひと時の1つ。

すっごく最高の家づくりを提案したいと思う毎日です。

 

2018年12月20日

大工や職人を目指す人

以前、「大工が消える?効率化の光と影」という内容のブログを書きました。

今回は、僕が思う「職人」について、少し書きたいと思います。

理想論とか、そいう言った風に聞こえるかもしれません。

僕は、これから語る内容に、同意を求めたり、どうしても賛同して欲しいという事は思っていません。

なので、現在ベテランの大工さんや、お金を稼ぐ事を第一の目的と考えている大工さんは、もの凄く批判的になると思います。

読まれる方は、それを承知で読んでください。

 

現在の高校生、大学生で、「職人」になろうとする人たちは、どれくらいいるだろうか?

そもそも、「建築」の道に進む人は、どれくらいなのかな。

 

僕が高校受験の時、今からですと、1990年台ですね。

僕が進もうとしていた、宇都宮工業高校の建築科は、県内の進学希望倍率がダントツトップでした。

現在(2018年10月)、進学希望者数のでの倍率をみると・・・
「建築デザイン」が3.2倍で同じ感じのようですね。

 

でも、僕の時代は建築科は40人1クラスで、定員80名・・・

つまり、2クラスあったのです。

現在は40人なので1クラスのようですね。

なので、倍率が高くなっているのかと思います。

80人で考えれば1.6倍です。

 

言ってみれば、結構狭き門ですよね。

 

ですが・・・

そんな狭き門を通過して、入学出来て、実際に卒業後、建築関係の道に進む人は、ほとんどいないというか半分くらい?な感じがしています。

設計事務所は、東京で就職してもお金が安いので、辞めちゃった友人もいますし、大手の現場監督も辞めてしまった人もいます。

全然違う所に就職している人もいます。

それは、大学も同じですね。

 

そんな中、そういった過程を踏んで、「職人」になろうという人は、どれくらいかな?って話。

大学まで進学して、大工や基礎の職人になろうとする人は「勿体ない」とか思う人もいるかも知れません。

 

でも、それは違うと思っています。

 

大工さんなどを含めて、「職人」としてのプライドや想いの「質」が違ってくると思います。

僕は、現在の大工には職人の「種類別」に分けられると思っています。

 

職人に限らず、自分や家族を養っていくには、「稼ぐ」事が大前提です。

食べて行かなくてはなりません。

 

そういった状況で、タイプ別の職人さんに分類されるという事です。

ここでは、家づくりに関しての内容で分けて見ます。

稼いでなんぼ、仕事が楽で報酬が高い外注の仕事を好んでするタイプ
誰もが、仕事が楽で、報酬が高い仕事をやりたいに決まっています。
その方が、誰だっていいです。
正直、この手のタイプの職人というか、そいう言った人を職人と呼べるのかは、微妙な所です。
単にお金を稼ぎたいなら、別に「職人」になる必要がありません。
ユーチューバーにでもなるのもいいかも知れませんが、それが人気なのも、「楽」にお金が稼げると思っているからなのですかね?
楽しいように思うのですかね?
食べていくために、安い仕事だろうが請負うタイプ
これは、職人に限らず、工務店とかにも当てはまりますが、要は「安さ勝負の家づくり」を積極的に展開するタイプです。
この手のタイプは、省エネ法義務化になんてなったら、パソコンがそんなに扱えなくて、省エネ計算とか出来ないから、仕事が出来なくなるという事を真っ先に考えるタイプでもあります。
これらの場合、元請けの人達が、大工さんとか職人を、「駒」としか見ていない事が多いと思います。
言ってみれば、ハウスメーカーの下請けの大工さんとかが、必然的に当てはまるのではないでしょうかね。
100万円とか200万円減額とか、依頼主は喜んでいるかもしれないけど、その家を建ててくれる職人さんたちは泣いているという事を知った方がいいと思います。
多少安くても、住まい手を考えて、仕事が出来るタイプ
多少安くてもというのは、「適正価格」の範囲であって、赤字になるような報酬額の事は指していません。
僕は、このタイプの職人を最も尊敬しますし、一緒に仕事をしたいと思います。
ラファエル設計が行うQ1.0住宅は、普通の家よりも、細かい所で作業量が増えます。
それらは、今の家づくりでは、本当はやらなくてもいいと思う人がいるから、「大変になる」と思う人が大半です。
例えば、「漏気」を防止する施工は、今の多くで行われている家づくりでは、殆ど効果がありません。
これは間違いなくそう言えます。
でも、そい言った事を知らず「100年住宅」とか、てきとうなうたい文句の宣伝を鵜呑みにして、契約しちゃうのですよね。
高いお金を出して、家を建てたにも関わらず、漏気が原因で外壁に藻やカビが生えている住宅の例がこちらです。
サーモカメラで見て見ても、ヒートブリッジがバッチリ見えます。
柱や梁が冷やされています。
完全に「漏気」が原因です。
「住まい手を考えて仕事が出来るタイプ」というのは、こういった事を防ぐ為の家づくりがしっかり出来るかどうか?という事です。

 


 

さて、職人さんのタイプ別は、僕なりに考えたものです。

上記の写真の様になってしまうのが、今の日本の家づくりの「基準」です。

家づくりをする職人さんの場合、極論言えば、中卒とか、普通高校卒業だって、そこから学べば、職人になれます。

 

「職人」というのは、「誰にも負けない技術・知識」というのを、依頼者の為に発揮する事が出来る人の事だと思っています。

「職人」というのは、「技」や「腕がよい」なんて言うのを一般ユーザーが求めると思いますが、家づくりに関しては、気密性を確保する事や、断熱材を入れる技術だって、もの凄く重要です。

例えば断熱材なんて、誰だって入れられると思うかも知れませんが、ハウスメーカー含めて、多くで使われている、↓この白いシート付の断熱材。
上部に隙間が出ちゃってます。

 

誰だって入れられる・・・

誰だって「適切に」入れられる?

入れられないからこうなるのですよ。

その他は、「気流止め」という施工が殆ど行われていない。

その為今も昔も、冬は寒い家が沢山建っているのです。

 

下の図が、今も昔も大きく変わらない状況です。
1階、2階の床と柱の接合部の所から、基礎下の冷気が侵入している事も分かると思います。

床断熱が主流なので、1階の床下は「外気」なわけです。
それなのに、「気流止め」が無い為に、間仕切壁とか、105mmの柱(壁厚)なのに、断熱材を90mmとかしか入れないと、その隙間を通って、1階天井裏を寒い空気が流れて、更に2階の小屋裏(屋根裏)に暖気は持って行かれ、小屋裏換気の為の通気と合体したりするのです。

 

こうなると、断熱材は全然効果を発揮しません。
↓こうなります。

 

 

僕は、こういった事が当たり前に行われている事に対して、危機感を持っていますし、こんな家を、「楽だから」「基準で決まっていない」という理由で作る職人にはなって欲しくないと思っています。

 

例えば建売で、このような家づくりが沢山あったとしても、極力、職人として携わらないで欲しいとさえ思っています。

だって、こんな家は、ヒートショックで亡くなる可能性が高い、行ってみれば、殺人的住宅なのですよ。

それをお金の為に造るような職人は、職人ではなく、ただの「作業員」だと思っています。

 

このような家は、DIYが趣味な人がつくるレベルであって、「職人」として、このような家を建てるのは、職人でもないし、これから大工を夢見る若者たちが、自分の腕を振るう価値もない家です。

 

僕は、自分も含めた設計者が「デザイン優先」で家を建てる事は反対派です。

勿論デザインは重要な事です。

 

ダサい家でいくら高断熱をうたっても、多くの人は振り向きもしませんよね(笑)

 

いずれにしても、「家」というのは人が住まう場所。

衣食住をそこで行うものです。

 

不思議なのが、こういった家の現状を、ワイドショーとかが全然取り扱わない。

くだらない、どうでもいい芸能ネタをひたすら取り扱っている。

「つらら」が出来る家は、こうなっている家です。

屋根の雪が、他と立地が同じなのに、より早く解けるのは、断熱・気密欠陥住宅です。

 

今ね・・・

基礎工事なんか特にそうですが、

「仕上がっちゃったら見えなくなっちゃうからね」

という発言をされます。

 

これは、どんなにキレイにコンクリートを金ゴテ仕上げにしても、表からは見られないし、基礎表面はモルタル塗られちゃうし・・・

って現状だから、そう思うのは仕方ないですよね・・・。

でも、ラファエル設計は、基礎断熱の為、床下も内部ですし、点検の為に潜ります。

お目にかかる頻度は少ないですが、住まい手からは、「見られるもの」となります。

 

大工さんが施工した柱や梁は、多くは天井や壁に隠れて見えなくなります。

しかし、雑な施工などは、壁にひび割れが出てきたり、↓のように藻やカビが生えたり・・・

表面上に出てきます。

でもそれは、よっぽど酷くなければ竣工後10年くらい経ってからかもしれません。

 

ですが、住んでからすぐに分かってもらえる事があります。

それは、家の暖かさ。

 

「とても暖かい家」

と言っていただけるのは、大工さんの技術と知識です。

 

そして、やりがいがあるのが「C値競争」だと思います。

C値というのは「隙間」がどれくらいあるか?

という数値です。

この数値が1.0を切ると、「高気密」という部類に初めて入ってきます。

0.5前後なら、大体OKだと思っています。
↓こういった装置で測定します。

 

C値(相当隙間面積)
※気密性能を表します。
家全体の隙間を表します。

数値が小さい方が高性能です。

C値1.0というのは
1㎠/m²
となります。
床面積1m²につき1㎠の隙間があるという事です。

ハガキに例えます。
ハガキというのは10cm×14.8cmです。

面積にすると148㎠になりますね。

家の床面積が148㎡(44.8坪)でC値1.0なら、その家は隙間を合計すると、
ハガキ1枚分の隙間があるという事です。

C値が0.5なら、半分となりますのでハガキ半分の74㎠/㎡の隙間という事になります。

勘違いしてはいけないのが、このC値は『家全体』の合計の隙間であるという事。

窓の気密性能だったり、ドアのカギ穴だったり、そういった所にも影響されるのがC値です。

どちらかというと、グラスウールであれば、気流が起きれば断熱性能は6倍以上低下してしまうので、気流止めが必要なわけです。
気流が起きてしまうような建物の場合、C値がいくら良くても断熱性能はほぼ無いです。
気密を取るのは勿論重要ですが、C値だけで家の性能を判断するのは間違いです。

 

これね・・・

高気密住宅に慣れた大工さんだと、0.1とかの数値をたたき出します。

それが出せないとダメとかそんなんじゃないです。

引き違いの窓にしていたりすれば、不利になってきたりきますので・・・。

 

ちなみに・・・

昨年、築1年のとある大手ハウスメーカーで建てた家の調査の話を聞きますと・・・

C値が3.9

という話にならない設計&施工であり、当然めっちゃ寒い家。

和室や押し入れの隅には、カビが発生という現状。

↓こういった家程、C値は大きくなっていきます。

 

こういうのって・・・

誰の為の家づくり?って思うのです。

これから大工や基礎工事などの職人を目指す方々、現在の職人さん達は、こういった家を造らない技術と知識が本当に必要なのです。

「大工の腕」って、木を刻んだりするだけではないのですよ。

物を切ったり付けたり、設置したりするのが「技術」や「腕」だと思っているなら、夢もやりがいも無くないですか?

 

設計者がいて、大工が自分だったりしたら、その設計を確実なものに出来る技術と知識に報酬を「適正価格」としてもらうべきなのです。

ただ、ここで勘違いしないで欲しいのは、上記の様な家の施工とQ1.0住宅を比べて気密処理などの手間が増えます。
手間というのは、面倒くさいという意味の手間ではなく、「施工費」としての意味です。

「本来はやらなくてもよくて、Q1.0住宅だと手間が増える」

というのは大きな間違いです。

「本来やるべき手間がQ1.0住宅にはある」

という事。

 

大工さんが設計出来ればスペシャルに最強ですが、本当に大切な知識を兼ね備えた大工さんだって、十分スペシャルに最強だと思っています。

『職人』が、上を目指したり、日々勉強するのを止めてしまったら、いつしか自分がお金を稼ぐために仕事をしているだけになってしまわないだろうか?

 

『職人』というのは、やっぱり、その人の技術や知識で、その仕事によって、依頼者や周りの人を幸せに出来る技術を持った人が、「職人」というものだと僕は思っています。

だから、職人の手間とかを大きく削減した家づくりってのは、大反対ですし、安さ勝負の低性能な家づくりをする人たちが、職人を絶滅危惧種へと誘っているのです。

 

一流の料理人は、自分がつくる美味しい料理を食べてもらいたいと思って、自分が経営するお店を出したりするわけですよね?

職人も同じではないのでしょうか?

自分がつくった家で、冬は暖かく、夏は涼しく、電気代もかからない、ほとんど無暖房・・・

地震に強い、100年持たせることが出来る・・・

そういった家を造れる職人を目指して欲しいと思っています。

 

僕は、多くの家を沢山設計したりする事が、身体1つなもので、中々難しいですが・・・

少しでも多くの家族の「命」を守って行ける家づくりを、していきたいと思うし、願うばかりですね。

 

現段階で、高断熱高気密を造れる知識がありながら、それをやらないのは、僕自身にとっては「罪」であり、
どうしても仕事がなくて、そんな設計を住まい手に提案する事は絶対に無いですし、それをした時は僕の建築士としての資格が亡くなった時です。

なので、そのような外注とかもしないです。

今後、大工が減るとか、職人が減るという現状を打開する為には、我々が夢ある仕事とという手本を見せて行かないと、家づくりに本当の魅力は見いだせないと思っています。

2018年12月21日

栃木県は室内での冬の死亡増加率日本一

ニュースでも報道されている「大寒波」

新築をした皆さま、皆様の家は、無暖房でも暖かいですか?

 

ハウスメーカーで建てた家は、多分かなりの寒さでしょう。

一条工務店の場合は、省エネ5地域以南であれば暖かいかもしれません。

 

僕は、度々発信している「栃木県、冬の死亡増加率が日本一」な件。


これ、県の住宅政策課の人達も知らない事実でしたし、少し前の下野新聞にデカデカと載りましたよね。

(出典:健康・省エネシンポジウムX配布資料)

 

一番安全な家が多いのは、北海道、そして次が青森。

栃木県は何故こんなにも死亡増加率が多いのか!?

 

それは、住まい手の勉強不足による、クソ寒い家を値段勝負で建てているからです。

  • 断熱設計ってそんなに重要?
  • 断熱にお金出すなら、普通断熱で安い方がいい
  • 断熱にこだわる設計=余計な出費
  • 普通断熱で安い方がいい。雪国じゃないんだから断熱にこだわる必要なんてある・・・?
  • 寒くたって、死にゃ~しない
  • 高断熱住宅はビニールハウスで快適とは思えない

 

はい、こういった考えの人が圧倒的に多すぎます。

 

ハウスメーカーの監督でさえ、「自分の会社の家は寒い」というのを営業含めて笑って話している所にいた経験があります。

 

以前、栃木県の気温の話をブログで書きました。

ここでは抜粋して紹介します。

栃木県は、北海道みたいに寒冷地ではないとか、温暖地とか言ってる人に程、見て欲しいデータです。

下記は2017年の12/16日のものです。

栃木の午前中(2017/12/16)
北海道の午前中(2017/12/16)
栃木の夜(2017/12/19)
寒冷地の夜(2017/12/19)

 

こんな感じです。

では、今日のものを見て見ましょう。

夜の0時ちょい過ぎの栃木県と、北海道とか秋田の気温を見て見ましょう。

その前に省エネ基準では、北海道から沖縄まで、寒さに応じた省エネ区域区分に分類されています。

北海道の寒い所(旭川とか釧路)は1地域という一番寒いとされている所。

札幌は2地域、函館や青森は3地域、仙台、福島、那須、日光は4地域、4地域以外の栃木県は全て5地域、
東京とか大阪に行くほど6地域、7地域、沖縄8地域

という感じになって行き、当然、省エネ基準も1地域ほど厳しくなっていきます。
ちなみにラファエル設計のQ1.0住宅は、1地域の基準を遥かに超えた性能となっています。

地域区分 地域詳細(一部) 熱損失係数 外皮平均熱貫流率 冷房期の平均日射熱取得率
1地域  北海道(旭川・富良野・釧路・稚内) Q1.6 UA値0.46 -
2地域  北海道(札幌・苫小牧・室蘭) Q1.9 UA値0.46 -
3地域  函館・青森・山形・秋田(一部) Q2.4 UA値0.56 -
4地域  秋田(一部)宮城・福島・栃木県(那須、日光) Q2.4 UA値0.75 -
5地域  宇都宮(4地域以外の栃木県) Q2.7 UA値0.87 ηA値3.0
6地域  千葉・横浜 Q2.7 UA値0.87 ηA値2.8
7地域  長崎・鹿児島 Q2.7 UA値0.87 ηA値2.7
8地域  沖縄 Q3.7 - ηA値3.2

 

まず、北海道とかの方から見て見ましょう。

北海道釧路市(1地域)超超超寒冷地
北海道札幌市(2地域)超超寒冷地
2地域の札幌ですが、早朝以外のこの0時くらいだと1地域と同じ気温ですね。
函館市(3地域)超寒冷地
3地域の函館は、1地域よりも寒くなっていますね。
秋田市(4地域)寒冷地
秋田市は4地域になりますが、1、2地域の北海道と同じですね。
仙台市(4地域)寒冷地
同じ4地域でも仙台は0℃です。
栃木県日光市(4地域)寒冷地
4地域の日光ですが、2地域の札幌とほぼ同じですね。
栃木県那須町(4地域)寒冷地
日光と同じ4地域ですが、日光よりは1℃くらいの差があります。
栃木県黒磯(4地域)寒冷地
那須と近いので、一緒ですね。
栃木県宇都宮市(5地域)温暖地
ラファエル設計もある宇都宮。
おや!?
温暖地のはずですが、早朝では4地域の仙台とか秋田よりも寒いですね。
また、1地域の一番寒い北海道と2℃しか差がありません。
これだもん、ヒートショックで亡くなる人が多いのも納得できませんか?
栃木県鹿沼市(5地域)温暖地
鹿沼市も宇都宮と同じく5地域で温暖地域です。
ですが、早朝を見ると、札幌なみに寒いです。
大きな表記は0℃ですが、下の気温変化予想を見ると-1℃です。
栃木県佐野市(5地域)温暖地
大きな表記は0℃ですが、下の気温変化予想を見ると-1℃です。
栃木県栃木市(5地域)温暖地
大きな表記は0℃ですが、下の気温変化予想を見ると-1℃です。
栃木県小山市(5地域)温暖地
大きな表記通り-1℃です。
札幌と1℃しか違いません。
栃木県でも南に位置するのに、寒いですよね?

如何でしょうか・・・?

 

  • 断熱設計ってそんなに重要?
  • 断熱にお金出すなら、普通断熱で安い方がいい
  • 断熱にこだわる設計=余計な出費
  • 普通断熱で安い方がいい。雪国じゃないんだから断熱にこだわる必要なんてある・・・?
  • 寒くたって栃木県では死にやしない!?
  • ここは北海道じゃない!?
  • 寒冷地じゃない!?

 

 

まず、栃木県の寒さは理解していただけましたよね?

高断熱なんて必要ないという人は「殺人住宅」を推奨しているようなものです。

そして工務店なども、こんな状況の栃木県で、グラスウールで天井断熱155mmとか壁断熱90mmとか・・・

有り得ないですからね!?

 

皆さん、暖かい家だと思って建てているだろう、次世代省エネ基準の家では、外気温0℃とかの時どれくらいの室温になると思います?

無暖房でさ?

↓どん!!


外気温-0.9℃時・・・

ラファエル設計のQ1.0住宅では無暖房でリビングは23.4℃です。
一方、次世代省エネ基準は11.6℃です。

これ、Q1.0住宅と同じ室内空気循環になっているので、トイレとかも11℃台ですが、ドアとか閉めた状態で行うと、トイレは10℃以下になるくらいの性能です。

 

皆さんね、家は何処で建ててもらおうが自由です。

デザインがとても好みの工務店・メーカーで建ててもらうなら、無暖房でせめて18℃以上になる根拠を示してもらってください。

「次世代省エネ基準はクリアできます」

「ZEHの基準はクリアできます」

「省エネ基準はクリア出来てます」

どれも信用できません。

QPEXとかホームズ君などでの根拠以外、単純に外皮計算からUA値出してのその説明なら、尚更信用できないですね。

ちなみにさっきの室温シミュレーションは、南側とかの家の影響は無しでの話です。

ラファエル設計なら、それらの障害物があっても、柔軟に対応できます。

それは、「日影」の影響を「見える化」出来るから。

その話はまたの機会にしますね。

 

いずれにしても、栃木県民全員が、これらの事実を知らなくては、今後も冬の死亡増加率は日本一でしょう。

 

個人的見解ですが、ウレタンとか使ってUA値良くしたり、窓の性能良くしてUA値を良くしても、全く意味がありません。

その理由はこれまで色んなページで話しています。

個人的な見解ですが、基本的に外壁は付加断熱をしないと、熱橋(ヒートブリッジ)は防げません。

ダブル断熱ってやつです。

ダブル断熱でも、設計や施工が正しく行われなければ、意味がありません。

「寒い」って現象が起きます。

 

まあ、兎に角、栃木県以外でも、3地域の函館が2地域の札幌よりも3℃も気温低いわけですから、省エネの地域区分によって寒冷地とか温暖地とか、区分けする意味が僕にはないので、Q1.0住宅を栃木県にも造り続けます。

Q1.0住宅以外を造る意味が本当にありませんので。

 

2018年12月28日